【ふくらはぎの硬さは放置しないで】カチカチのふくらはぎをほぐす簡単ストレッチ

 【ふくらはぎの硬さは放置しないで】カチカチのふくらはぎをほぐす簡単ストレッチ
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磯沙緒里
磯沙緒里
2021-10-27

1日の終わりに足が重だるかったり、ふくらはぎがパンパンに張っていたり、冷えていたりする場合、放置すると様々な悪影響があります。今回は、その対処法をお伝えします。

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寝る前にふくらはぎの硬さは放置しないで!

私たちの体は、心臓の働きによって全身に血液を巡らせていますが、末端まで届いた血液はふくらはぎの筋肉の働きによって重力に逆らって心臓へと戻っていきます。そのため、ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれています。このふくらはぎの筋肉が収縮して血液を循環させるポンプ機能はとても大切です。

筋ポンプ作用
 

しかし、ふくらはぎが冷えて固まった状態ではその役割が十分に果たされないため、血流が滞り、老廃物が溜まり、むくみやすくなってしまいます。固まったふくらはぎを放置したまま寝て、翌朝も足がだるくむくんでいる状態を繰り返さずに、その日のうちにケアしていくことが大切です。

ふくらはぎのケアはどんな時に特に必要?

ふくらはぎのポンプ機能が弱まると、むくみや冷え、代謝の低下など私たちの体に様々な悪影響を及ぼします。ポンプ機能が弱まるということは、ふくらはぎの筋肉がうまく使われず、筋肉の収縮が弱まっている状態です。以下のような状態で起こりやすいです。

・デスクワークなどで長時間座っていた

・立ち仕事で長時間立ちっぱなし

・歩く時間が少ない

・歩き方の癖があったり、歩きすぎて疲労が蓄積している

いかがでしたでしょうか?当てはまる項目がひとつでもあったら、日常的にケアしていきましょう。

寝る前にもできるふくらはぎストレッチでケアしましょう

ふくらはぎが固まった時に、寝る前にも簡単にできるケア方法をご紹介します。

ふくらはぎストレッチのやり方

1. 右膝を伸ばし、左膝を立て、膝裏つま先を両手で持ちます。この時に、体の硬さが気になる方は、フェイスタオルを足裏に引っ掛けて両端を手で持っておきます。

ふくらはぎストレッチ1
1. 右膝を伸ばし、左膝を立て、膝裏つま先を両手で持ちます。この時に、体の硬さが気になる方は、フェイスタオルを足裏に引っ掛けて両端を手で持っておきます。

2. 息を吐きながら左膝を伸ばしていきます。できるだけ遠くに押し出し、しっかりとふくらはぎが伸びていくのを感じます。

ふくらはぎストレッチ2
2. 息を吐きながら左膝を伸ばしていきます。できるだけ遠くに押し出し、しっかりとふくらはぎが伸びていくのを感じます。

3. 息を吸いながら左膝を手前に引き寄せます。1〜2を繰り返し行い、気持ちよくほぐれてきたところで終えます。

動画を見ながらさらにしっかりほぐしましょう

もっとほぐしたい、他の方法も知りたいという方には、以下の動画がお勧めです。ふくらはぎだけではなく全身の血流も促すストレッチや、疲れていても行いやすいフォームローラーを使ったほぐし方もご紹介しています。難しく感じるものは飛ばしても大丈夫ですので、無理のない範囲で行ってみてください。

 

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磯沙緒里

磯沙緒里

ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。



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