【ねじりのポーズの効果とは?】日常的に少ない「ツイスト」の動作で得られるメリットと効果的な行い方
気温も低くなり、季節の変わり目になる今の時期。みなさんはどのように体をケアしていますか?背骨の中には神経が通っていますが、特に背中や腰周辺には自律神経が多く存在するため、背骨や骨盤の動きを良くすることで自律神経の働きが整い不調の予防・改善につながります。また、自律神経は内臓や血管に作用する他、筋肉の動きや精神面にも影響するため、運動前のウォーミングアップに取り入れることで運動効果のアップにもつながります。今日は、この背骨の動きをサポートする、ヨガのねじりのポーズにスポットを当てていきます。
メリットがいっぱい「ねじりのポーズ」の効果とは?
ヨガには、体を大きくツイストして行うポーズがたくさんあります。体をひねる動作には筋肉がほぐれたり、背骨の位置が整ったり、内臓に刺激が加わったりとメリットがたくさん!様々な体の不調でお悩みの方にはぜひ取り入れて欲しいポーズです。では、どんな効果が期待できるのでしょうか?
(1)デトックス効果
体をひねると内臓に刺激が加わり、内臓が活発に動くようになります。それにより消化機能が高まるため、デトックス効果大が期待できます。なるべく深い腹式呼吸を繰り返すよう意識すると、デトックス効果がさらに高まります。
(2)便秘解消
深くツイストすると、刺激が加わるのが「腸」。そのため、便秘解消に非常に効果的です。また、便秘のみならずお腹が緩い方の体調を整える効果もあると言われています。
(3)自律神経を整える
体を左右均等にひねることで、背骨の位置を整えることができます。自律神経は背骨を通っているため、背骨の歪みが解消されるとメリットがあります。神経の伝達がスムーズになり、自律神経が整いやすくなると言われています。そしてねじりのポーズは背中やお腹、腰まわりの筋肉をほぐす効果があります。首・肩・背中・腰まわりに凝りや倦怠感を解消するのに効果的です。呼吸に合わせてポーズを深めていくと、よりしっかりと伸ばすことができます。
ねじりのポーズを行う際のポイント3つ
そんな様々なメリットがあるねじりのポーズですが、無理に行うと腰痛などの原因に。しっかりとポイントを抑えましょう!ポイントは次の3つです。
・土台を安定させる
マットに座った時に、左右の座骨に均等に体重をかけましょう。体をねじると、胴体が向いた方向に体重がかかりやすくなります。座骨でマットをしっかり押し上げ、均等に体重をかけた状態から体をねじっていきましょう。
・呼吸
吸う息で背筋を伸ばし、吐きながら少しずつねじりを深めましょう。吸う息で伸びて、吐く息でねじる。これを繰り返してポーズをキープしましょう。
・姿勢
ねじろうと思うと、つい首からねじりがちですが、胸からねじるイメージで、首はねじり過ぎないようにしましょう。また、無理にねじろうとすると体がに緊張したり、体を痛める原因になります。力ではなく、吐く息にゆだねていくイメージです。
では、早速これらを踏まえて、ポーズにチャレンジしてみましょう。
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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