【ラクな姿勢で巻き肩解消】寝ながらグルグル回すだけ!巻き肩&肩こり解消エクサ
ストレッチしたりヨガしたり、身体を動かすのがいいことはわかっているけど、身体がつってしまったり別のところが疲れてしまって逆にツライなんて方も多いのでは。アプローチしたい部位以外はリラックスすることがポイント。無理なくエクササイズしてきましょう!
「不調を解消したくて無理なエクササイズをする」それは逆効果!
ヨガやエクササイズを行う中で、ケガをしたり逆に体調を崩してしまうことは、意外によくあります。脚がつってしまった、あばらや腰を痛めた、首や肩が逆に痛くなったなど、無理に身体を動かそうとすることで別の不調を生んでしまうこともしばしば。まずはご自身のレベルに合わせて、無理のない動きから始めてみることがオススメです。特に肩回りのエクササイズは、力を入れて動かそうとして逆に肩が凝ってしまったり、肩は緩んだけど首が痛いということが起きやすいエクササイズもあります。身体を動かす習慣がない方や、筋力・体力に自信のない方は、エクササイズを行う部位以外は力を抜いて行えるようなエクササイズを選びましょう!
無理をしないエクササイズのポイント
・エクササイズ前に水分補給をする
・体調が悪いときは無理して行わない
・効果を出したい部位を理解し、そこに意識を集中する
・動かしている場所以外の力を抜いて行う
・楽に呼吸ができるかどうかがバロメーター。呼吸が止まるような強度のものは避ける
巻き肩&肩こりを解消する楽ちんエクサ
今回ご紹介するのは、巻き肩や肩こりに効くエクササイズ。下半身~腰に掛けての負担を減らすように、横に寝た姿勢で行います。全体的に脱力した形で重力を利用しながら行える動きなので、頑張りすぎないことと無理をしないことを意識して行ってみましょう!
やり方
1.横向きに寝て、肩の下に肘をついて上半身を軽く起こす
2.上の手を軽く肩あたりに沿えて、息を吐きながら肘をマットに近づけ、吸いながら肘を天井方向に持ち上げる、を呼吸に合わせて繰り返す(5~10往復)
3.胸の中心と肩甲骨を動かすように肘で大きく円を描くように肩を回す。肩からではなく、無理のない程度に目線も肘先を追うように。(内まわし、外まわし数回ずつ)
4.最後に腕を耳の横に沿えて、指先と頭頂を斜め下床方面にだら~んと伸ばし、体側のストレッチ。
動画でやり方を見る
首まわりに無理がないように、首が痛い場合は目線は下向きのまま行いましょう。回数を多くするほど効果が上がるわけではありません。呼吸に合わせてゆっくりと行い、逆まわししたいな~と感じたら逆まわし。そろそろ起き上がりたいな~と思ったら終わりに、という具合にご自身の体の声を聞いて心地よい程度に行っていきましょう。
YouTubeで繰り返し観たい方は、股関節ヨガチャンネルもチェック!
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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