【痩せない原因】痩せスイッチは肩甲骨にあり!脂肪燃焼しながら肩こりもラクにする2つの肩甲骨エクサ
「食事に気をつけているのに痩せない」「運動しても脂肪が減らない」など、思うようにダイエットが進まない人はいませんか?実は私たちの体には脂肪を燃やすスイッチがあります!今回は、ダイエットを目指す人におすすめ、脂肪燃焼のスイッチをオンにするエクササイズの紹介です。ポイントは肩甲骨をダイナミックに動かすこと。ダイエット以外にも肩こりなどの不調が気になる人にもおすすめですよ!
肩甲骨のしくみを知ろう
肩甲骨にフォーカスしたエクササイズを行う前に、まず肩甲骨のしくみについて確認しておきましょう。肩甲骨は、背中の上部に羽のようについている、三角形の2つの骨のこと。一部が鎖骨と繋がっていますが、主に肩、背中の筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋、菱形筋など)によって支えられており、いわば、胴体から浮いているようなイメージです。そのため、本来なら大きな動きが可能。肩甲骨が動くことによって肩や腕もスムーズに動かすことができるのです。
肩甲骨を動かすと脂肪が燃えるのはなぜ?
肩甲骨の周囲には、熱を生み出して脂肪燃焼を促進する働きのある褐色脂肪細胞が密集しているといわれます。つまり、痩せるスイッチは肩甲骨まわりにあると言っても過言ではないのです。逆に肩甲骨の動きが悪くなると脂肪が溜まり太りやすくなることも…。ダイエットを成功させるには、肩甲骨をしっかり動かして褐色脂肪細胞を活性化することが鍵になるのです。
2つの肩甲骨エクササイズ
肩甲骨の動きにフォーカスした2つのエクササイズを紹介します。しっかり動かして脂肪燃焼を促進!痩せやすい体を作りましょう。
1.肩甲骨を左右に動かすエクササイズ
1.よつばいの姿勢になり、バランスをとって左手を床から浮かせる。肘を曲げ、背中に回すようにして左手の甲を腰にあてる。
2.息を吐きながら軽く背中を丸めて肘を床に向け、左の肩甲骨を背骨から引き離す。
3.息を吸って体を左に向けながら左肘を天井に引き上げる。手のひらを腰にあて、肩甲骨を背骨に寄せるように動かして胸を開く。
4.呼吸に合わせて2~3を繰り返す。
5.反対側も同様に行う。
肩に力が入りすぎないようにして肩甲骨を左右に動かします。リラックスして行うこと、できるだけ大きく動かすことがポイントです!
2.肩甲骨を上下に動かすエクササイズ
1.背筋を伸ばし、息を吸って手のひらを正面に向けてバンザイする。
2.息を吐き、肩が内側に入らないように注意して肩甲骨を下ろしながら90度を目安にして肘を曲げる。
3.1~2を呼吸と共に繰り返す。
立ったままでも椅子や床に座ったままでもできるエクササイズです。自分にとってやりやすい、楽な体勢で行いましょう。できるだけダイナミックに肩甲骨を上下に動かすことがポイントです!
脂肪燃焼と共に不調の改善も!
今回は、脂肪燃焼のスイッチを入れることを目的としたエクササイズを紹介しましたが、実は、ダイエット以外の効果もあります!肩甲骨を大きく動かすと、血行がよくなり筋肉がほぐれ、ガチガチになった肩や首の凝り解消に繋がります。また、首回りの凝りが解消されると、頭痛などの不調が起こりにくくなります。美容のためにも健康のためにも、ぜひ、肩甲骨を大きく動かすエクササイズを取り入れてみませんか?溜め込んだ脂肪も不調も一気に手放してスッキリさせましょう!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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