【短時間で効果アリ】ぽっこりお腹を改善!インナーマッスルを鍛える「プランクポーズ」のコツ
なかなか痩せないお腹周り。特に下腹部のぽっこりお腹が気になっている方は多いと思います。腹筋を頑張ったり、ダイエットをしても効果を感じない方は必見です! ぽっこりお腹に効果的なプランクポーズをご紹介していきます。
ぽっこりお腹の原因とは
●姿勢の悪さによる骨盤の歪み
皆さんは普段の姿勢はいかがですか? 姿勢が悪いなと感じている方は、ぽっこりお腹を引き起こしているかもしれません。
長時間のデスクワークの方に多く見られますが、肩が前に入りこみ背中が丸くなる猫背の姿勢の方、また女性に多く見られますが、普段からヒールを履く機会が多い方は反り腰の姿勢になりやすいです。このように猫背や反り腰の姿勢は骨盤が前傾や後傾した状態になります。骨盤が前傾・後傾している状態は骨盤を支え、内臓を支えている体幹の筋肉(インナーマッスル)が使われていない為に本来の正しい位置から内臓が下垂している状態になり、お腹がぽこっと出てしまうのです。
●便秘
先ほどお伝えしたように内臓が下垂している状態は本来の機能が十分に働きにくくなり、内臓機能の低下に繋がります。腸の機能の低下すると便秘になったり、消化吸収がうまく行われないことで、脂肪が溜まりやすくなったりガスが溜まりやすくなるなどして、ぽっこりとお腹がでてしまうのです。
また腸と自律神経は密接な関係があるため、ストレスや環境的な要因、夏の暑さによって自律神経が上手く働かずに、腸の機能が低下し便秘になりやすくぽっこりお腹を引き起こすのです。
ぽっこりお腹の改善には体幹を鍛えることが大切
体幹とは、広い意味では四肢以外の部分、つまり胴体を指しますが、主に体幹トレーニングで重要になってくるのは、腹腔という内臓が詰まっている部分を支えている筋肉。
具体的には呼吸に関わる筋肉「横隔膜」、背中側には「多裂筋」という背骨に繋がっている筋肉があり、お腹周りには「腹横筋」というコルセットのような役割をする腹筋があり、下には骨盤を支えている「骨盤底筋群」があります。大きくこの4つの筋肉で腹腔は囲まれていて、ここがしっかり鍛えられると骨盤の歪みの改善につながり、ぽっこりお腹の改善につながります。
この四つのインナーマッスルの筋肉を効果的に鍛えるには、プランクがおすすめです。
ぽっこりお腹の改善にプランクポーズ
①四つ這いの姿勢からスタートし、片足づつ後方へ下げ踵から頭頂まで一直線をキープします
②5〜10呼吸キープする
※きつい方は膝をついて膝から頭頂まで一直線をキープして行いましょう
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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