【今さら聞けない"ボディメイク"の基本】「筋肉を育てる」ために必要な３つのポイント

ボディメイクとダイエットの違いとは？

ボディメイクの目的は「引き締まった体をつくる」こと。ターゲットとなる筋肉を鍛えながらボディラインを整え、美しいスタイルを目指すことです。メリットは、トレーニングにより筋肉量が増えるので、疲れにくい体づくりができること。基礎代謝が上がるため、痩せやすく太りにくい体質へと近づけることです。一方、ダイエットの目的は、「体重や体脂肪を減らして痩せる」こと。様々なダイエット法が流行るように、方法は限りなく存在しますが、主に食事や運動がメイン。ボディメイクとダイエットは似ている部分もありますが、実は、そもそもの目的に違いがあるのです。

ボディメイクの基本！筋肉を育てるためのポイントとは？

ウェイトダウンよりサイズダウンを重視したボディメイクにおいて大切なのは、筋肉を鍛え、育てることです。そのために欠かせないポイントを３つにまとめてみました。

1.トレーニング

引き締まった理想のボディラインを目指すには、まず筋トレ。目的に合わせたメニューで行うことが必須。何となく…とか、やみくもにガツガツやるのはNGです。 どこに効かせるか、どの筋肉を使っているか、確かめながらじっくり行うことが大切です。とりあえず、マニュアルで決められた回数をクリアするような雑なトレーニングでは、筋肉は効率よく育ってくれません。回数を減らしたり、強度を弱めたりしても、1回1回を丁寧に行う方が効果的と言われています。

2.栄養

ウェイトダウンが目的でなくても、やはり食事は大切です。日々の食事を通して、栄養のあるものをちゃんと食べること。特に筋肉の素となるタンパク質をこまめに摂りましょう。タンパク質は、肉や魚だけでなく、卵や豆製品にも多く含まれており、筋肉を育てることはもちろん、健康的な体を維持する上で不可欠な栄養素です。また、エネルギー源となる炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルを加えた５大栄養素をバランスよく摂ることも大切です。食事の量をコントロールするより、何となく食べてしまうおやつや甘いものなど、余分なものを減らして、口にするものに気を配りましょう！栄養について興味を持つことも大切なことかもしれませんね。

3.睡眠

筋肉を育てるには、トレーニングや栄養と同じくらい休息=睡眠が必要です。なぜなら睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げ、筋肉の合成に影響を及ぼすから…。しっかりトレーニングをした日こそ、ぐっすり眠ることが大切です。成長ホルモンは、眠りに就いてから30分程度で訪れるノンレム睡眠時に、より多く分泌されると言われています。質の良い睡眠をしっかりとることは、健康のためだけでなく、ボディメイクにおいても欠かせない要素のひとつです。

効果的なボディメイクで健康的な体づくりを！

ボディメイクは、継続することでリバウンドしにくいダイエットへと自然に導いてくれます。そもそもの目的に違いはありますが、成功すればダイエットと同様の結果に繋がるのです。女性は、ホルモンの関係から、男性より脂肪を溜め込みやすいと言われています。そして、ストイックなダイエットはホルモンバランスを崩す可能性があり、非常に危険です。ウェイトダウンを目指す場合でも、決して焦らずに…。実際にはコツコツとトレーニングをしながら筋肉を育てていくことが近道であり、おすすめです。３つのポイントを押さえた効果的なボディメイクで、なりたい自分へ一歩ずつ近づいていきましょう！