【女性のための食養生】血液からキレイ&健康に|簡単!紫玉ねぎの酢漬けの作り方と使い方


女性が年齢を重ねると共に、気になる更年期の不調や老化。40代に突入したら、これからに備えて体調を整えることが大切です。今回は血液から体を改善しキレイになれる方法を、「食べる」という日々できることからご紹介します。
女性と血流

女性が「生理」を迎え、生理が続き、そして次に必ず迎える体の大きな変化「更年期」には全て、血流・血液の状態が関わってきます。女性の生涯の健康にとって「血液」は切っても切り離せないものです。冷え・血流障害・むくみ・のぼせ・ほてり・肥満・疲れ・不眠・体の老化を改善したい方は、血液からキレイになることを実践しましょう。
キーワードは、血流を良くする・腸内環境を整える・代謝を促す・肝機能を良くする・酸化を防ぐ、です。生活・運動・睡眠とできることはたくさんありますが、日々実践することが大切です。そこで、「食べる」という私たちが当たりまえに必ず行なっていることから取り組んでみませんか?
今回は、女性の体にとって有効で、更に夏の食欲もサポートしてくれる「紫玉ねぎの酢漬け」のレシピと取り入れ方をご紹介します。
紫玉ねぎの酢漬けの効果

玉ねぎには、胃の働きを整え余分な水分を排泄し体を温めてくれる作用があります。また、女性の体に嬉しい成分「フィトケミカル」が多く含まれています。
硫化アリル
- 血中のコレステロールを抑える
- 血液をサラサラにする
- 血流を良くする
- 血圧を下げる
- 血中の余分な脂質・糖を減らす
ケルセチン
- 強い抗酸化作用
- 血管をしなやかにする
- 体脂肪を減らす
このような効果が期待できる他、玉ねぎに含まれるオリゴ糖は腸内環境を良くする作用があります。
更に、紫玉ねぎには「アントシアニン」というフィトケミカルが含まれていて、強い抗酸化作用や活性酸素を抑制する作用があります。綺麗な肌作りにも良いことばかりです。
そして酢には、糖質代謝を助け神経機能を正常に保つのに大切なビタミンB1(玄米・豚肉・レバー・うなぎ、等に含まれる)の吸収を高め、疲労回復効果があり、腸内環境を改善したり、肝機能を助け内臓脂肪の燃焼を促す助けをする栄養が含まれています。
1日の摂取量は50グラムほど。「紫玉ねぎの酢漬け」には嬉しい効果がたくさんあります。
「紫玉ねぎの酢漬け」簡単レシピ

簡単に作れる「紫玉ねぎの酢漬け」レシピをご紹介します。
用意するもの
- 紫玉ねぎ(玉ねぎでもO.K.)
- 穀物酢や果実酢(まろやかなのがお好みであれば寿司酢or甘酢)
- 保存瓶
注意点
- アレルギーや体質に合わせる
- 玉ねぎは水にさらさない
- 保存容器は煮沸消毒かアルコール消毒をする
- 保存期間は冷蔵で約10日ほど
作り方
- 1. 紫玉ねぎをみじん切り、もしくは薄くスライスする
- 2. 保存容器に入れて、酢を全体の2/3もしくは、ひたひたに浸かるまで入れる
- 3. 冷蔵庫で3日ほど漬ける
作り方はこの3STEPだけ!

3日経った「紫玉ねぎの酢漬け」
綺麗なピンク色になります
とても簡単です。食べごろは3日を過ぎてからの方が良いですがもう少し玉ねぎの辛味をマイルドにしたい場合は5日ほど待つと良いかもしれません。保存期間は約10日を目安にして、1日50グラムほど食べます。
「紫玉ねぎの酢漬け」のアレンジ

茹で鶏と紫玉ねぎの酢漬け
紫玉ねぎの酢漬けは、いろいろなお料理に合います。
ポテトサラダ・チョップドサラダの具材の一つとして和えたり、ドレッシングにしたり、冷奴やお刺身に乗せたり、茹でた豚肉や鶏肉に合わせてオイルをかけて食べるなど、様々にアレンジができます。味を足したい場合は、塩や蜂蜜など塩味と甘味を加えると美味しくなります。
お好みですが、漬けた酢と共に食べましょう。オイルと良く合うので、同じく血液をキレイにする効果のある「えごま油・アマニ油」などを使ってみてはどうでしょうか。

夏野菜のチョップドサラダ
いろいろな楽しみ方ができる、美味しくて栄養満点の「紫玉ねぎの酢漬け」で、体の根本とも言える血液からキレイになる方法をご紹介しました。
毎日簡単にできることから、大切な体のケアをしてみてください。
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