【背骨を柔らかくする簡単ポールエクササイズ】40代から始めるピラティス ~背骨(脊柱)編~
年齢と共に、呼吸が浅くなった、寝つきが悪くなった、原因不明の腕の痺れや痛さがある、肩こりが中々治らないなど、もしかするとそれは、脊柱や肋骨などの柔軟性やポジションに問題があるかもしれません。今回はその部分を整えていくエクササイズをご紹介していきます。
脊柱について
脊柱は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎に仙骨(尾骨)を合わせた構造になっています。
その中でも胸椎と言われる部分は肋骨などとも密接な関係を持っているので、動かさずに固くなってしまうと…
・呼吸が浅い
・眠りが浅い、寝つきが悪い
などなど呼吸や自律神経などにも関わってきます。なので、ある程度の柔軟性を保つことが身体をいい状態に保つために重要になってきます。
ポールを使うメリット
マットだけでは思うように体を動かすことが出来ないという方も多いのではないでしょうか。特にピラティスは、マットのエクササイズが最も難しいと言われております。なので、ポールを使うことにより、
・普段の可動域以上の動きが可能になる
・自分の動きが分かりやすくなる
・どこに効いているのかが分かりやすくなる
などなど使うことにより、ピラティスのエクササイズがやりやすくなります。本日はポールを使ったピラティスのエクササイズをご紹介していきますので、やり方や動画をみながら是非一緒に行ってみてください。
やり方
1.ポールを横にして胸の裏側をポールにつきましょう。息を吸いながら背骨を反り、息を吐きながら背骨を丸めます。
2.卍型に座りましょう。ポールを体の横に置き、その上に手を置きます。息を吸いながらポールを転がし、側屈の動きをしていきます。次に息を吐きなが
ら体を捻り、もう一方の手をポールにつきましょう。そのままポールを前に転がすようにして背中を伸ばしていきます。
3.ポールの上に足の裏をつきます。そのまま骨盤を後傾させて背骨をマットから一つずつ離すように、お尻を持ち上げていきましょう。
4.ポールを横にして、その上に仙骨をつけるようにしましょう。片脚を天井に伸ばし、片脚を前に伸ばします。呼吸と合わせて脚を入れ替えていきましょう。
5.マットの上で脚を頭の方に持ち上げて、背骨を丸めていきます。
6.四つ這いになり、両手をポールにつきます。ポールを前に転がすようにして背骨を伸ばしていきましょう。戻ってくるときは、背骨を丸めながら戻していきましょう。
動画で確認しよう
AUTHOR
青山竜太
大学まで野球を続け、その時に故障やパフォーマンスの低下を経験し、トレーナーの勉強を始める。2012年にピラティスの資格所得を目指しアメリカ渡米。帰国後、鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取得。 現在、神奈川県の武蔵小杉に自身のスタジオを構え、プロ野球選手から一般の方まで幅広いニーズに応えている。 2012年 ・PHIピラティスマスタートレーナーの資格を取得 2014年 ・鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取得 2017年〜現在 ・プロ野球選手の個人トレーナーとして沖縄キャンプなど帯同 2018年 ・オーストラリアベースボールリーグ キャンベラキャバルリーに日本人トレーナーとして帯同 2019年 ・武蔵小杉に&aスタジオをオープン武蔵小杉の完全予約制ピラティススタジオ【pilates room &a】 (pilates-and-a.com) 2020年 ・デサントアンバサダー就任 ・youtube &aチャンネルを開設 ・学んで動くをコンセプトにオンラインサロン&aを開設
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