【体の中から蒸し暑さを追い出そう】脇と股関節を伸ばす"熱ごもり"解消ヨガポーズ
蒸し暑くスッキリしないこれからの季節は、体の中にも熱や湿気を溜め込みがち。余分な熱や水分をちゃんと放出することができなくなると、むくみや頭痛など、体の不調だけでなく、気分が冴えない、だるくてやる気が起きないなど、心にも影響が…。今回は、体の中の蒸し暑さ「熱ごもり」を解消するヨガポーズをご紹介します。気になる人はぜひトライしてみて!
体に熱や水分が溜まって不調になるのはなぜ?
高温多湿の夏、蒸し暑いのは外気や部屋の中だけではなく、実は体の中も同様です。通常、私たちの体は、自律神経の働きにより体温が一定に保たれています。ところが、まわりの空気が湿っていると、かいた汗がなかなか蒸発せず、熱を逃がすための十分な発汗ができません。そのため、発熱まではいかなくてもほてりを感じ、いわゆる「熱ごもり」の状態になってしまうのです。この時期になると、平熱なのに頭がぼーっとするなど、身に覚えのある人もいるのではないでしょうか?熱がこもると水分代謝も悪くなり、様々な不調を感じやすくなるのです。
余分な熱や水分を上手く逃がすには?
暑くなると、体を動かすのが面倒になる人もいるでしょう。しかし、運動不足は更なる滞りを招きます。熱は、体中に張り巡らされた血管によって届けられています。特に脇の下や股関節まわりには太い血管が通っており、主要なリンパもあります。血流やリンパの流れを良くして冷えを解消するように、熱を逃がす時も同様です。「熱ごもり」による不調解消のポイントは、脇と股関節を動かして刺激すことです!巡りがよくなると、熱や水分がこもるのを解消できるようになりますよ!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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