【パソコンやスマホで目が疲れている人へ】「眼精疲労」「頭痛」「首凝り」に効く！疲れ目解消ヨガ

眼精疲労とは

眼精疲労とは、目の使いすぎなどによって目や全身に疲れを感じ、休息や睡眠をとっても治らず、継続的に繰り返されることを言います。目のピント調節には自律神経が関係しており、目を使いすぎることで自律神経のバランスが崩れ、全身に症状が現れていきます。

眼精疲労の原因

眼精疲労の原因は、大きく4つに分類されます。

視環境

最初に考えられる原因が、目の使い過ぎによる「視環境」です。

仕事やゲームで長時間パソコンに向かっていたり、1日に何時間もスマートフォンを操作していると、目を酷使していることになり、眼精疲労の原因になります。

精神的な問題

眼精疲労は、ストレスなど精神的な問題が関係していることがあります。

人間関係や環境の変化など大きなストレスを感じると、不安感やイライラを感じ、それにより高血圧や胃の痛みなど体に症状が現れることがあり、その中のひとつとして、眼精疲労があります。

目の病気

ドライアイや白内障、緑内障、眼瞼下垂など、眼精疲労ではなく、目の病気の場合もあります。

身体の病気

目の病気だけでなく、風邪や歯周病、耳や鼻の病気が眼精疲労を引き起こすこともあります。

身体の病気が原因となっている場合は、治療を行うことで眼精疲労が改善することが多いです。

眼精疲労に効くヨガポーズ

それではここから、眼精疲労に効果的なヨガポーズを2つご紹介します。行うとスッキリするので、是非やってみてください！

うさぎのポーズ

うさぎのポーズは、眼精疲労に効くツボの百会（ひゃくえ）を刺激し、首のコリを取り除くことによって目の疲れをやわらげるポーズです。

腕を天井に向かって大きく伸ばすことで、肩こり解消効果も期待できます。

〈やり方〉

①    正座になります。足の間は拳1個分開けましょう。

②    上半身を前に倒し、おでこを床、両手は顔の横に置きます。

③    息を吐きながらお尻を上げ、頭頂部を床に付けます。視線は一点集中です。

④    余裕のある方は、息を吸いながら両手を体の後ろで組み、天井に向かって持ち上げます。

⑤    姿勢をキープしたまま3〜5呼吸します。

⑥    お尻をかかとに下ろしたら、両手で拳を作り、重ねてその上におでこを預け、頭に登った血液を心臓に戻していきます。

※首を痛めている方は、行わないようにしましょう。

魚のポーズ

魚のポーズは、うさぎのポーズと同じように、頭頂部にある百会というツボを刺激します。百会を刺激することで、眼精疲労の改善や自律神経を整えるのに効果的です。

〈やり方〉

①    仰向けになり、両足は伸ばしておきます。

②    お尻の下に両手を挟みます。

③    肘で床を押し、喉を持ち上げるようなイメージで胸を開き、頭頂部をマットに付けます。

④    そのまま5～10呼吸して、ゆっくりと仰向けに戻っていきます。

目の疲れとさよならして、生活の質をあげよう！！

いかがだったでしょうか？目の疲れは頭痛などにも繋がっていきます。ヨガを行い、リラックス感も味わいながら、眼精疲労をスッキリさせて、生活の質を上げていきましょう！！