シンガポールに住む自称「雨マスター」の私が雨の日にやらない3つのこと
東南アジアのシンガポールに住んで今年で9年になる筆者。ここ数年は、異常気象からから雨季や乾季に関係なく大雨がランダムに降ることが多く、いつでも雨グッズが手放せなくなりました。これだけ、雨が多ければ、雨と日の過ごし方が上手くなってきたように思います。今回は、雨マスターと自負するわたしが雨の日に”やらない”3つのことをご紹介します。
梅雨を楽しむために雨マスターがやらない3つのこと
1. ダラダラしない
お出かけしづらい雨の日は、気分も体も乗らないからとお家でダラダラ。1日寝て過ごすなんて人も少なくないかもしれませんが、雨の日こそアクティブに過ごすのが梅雨を楽しく過ごす鉄則だと筆者は考えています。
雨の日は頭痛に悩まされるなんて人も多いですが、その症状は”天気痛”と言われる症状かも。天気痛では、雨が降る日やその数日前から、頭や首・肩などが痛くなる、気持ちが落ち込む、めまいがするなどの、心身の不調を引き起こされます。
ロート製薬株式会社と株式会社ウェザーニューズと共同で行った全国1.6万人と実施した天気痛調査の結果では、日本人の約6割が天気痛の自覚あり、女性は約8割が天気痛持ちということが分かったそう。「天気痛」の深く関わるものの一つが”自律神経”の乱れなんだとか。自律神経を整えるためには、規則正しい生活を心がけることが大切。中でも睡眠は重要です。
■ダラダラしないためには…?
睡眠の質を上げることにも注力するためにも、筆者は早寝早起きを心がけること、そして日中もなるべくアクティブに過ごすように心がけています。朝一番は、太陽礼拝とランニングをしています。雨の中、無理して外にできる必要はないですが、座ってばかりいないで1時間に1回は立ち上がってストレッチしたり、階段を上り下りしたりするのもおすすめです。
2. 水分不足にならない
わたしたちの身体の60%が水分でできているのだから、雨の日も晴れの日も水分補給はこまめにしたいところ。
また、梅雨時は熱中症にもなりやすい時期であることも水分が欠かせないことの理由の一つ。
日本の梅雨時は、湿度が高いため汗が蒸発しにくく、身体に熱がこもりやすくなっています。またまだ身体が暑さに慣れていないこともあり、体温調節をする準備が不十分となっているのも熱中症を引き起こす原因に。
■水分不足にならないためには…?
筆者は、21oz(621ml)のマイボトルにその日の選んだ飲み物を入れて、数回入れ替えて飲むようにしています。自宅にいる時でもマイボトルを使っているのは、どれだけ水分補給しているか分かるため。常温に冷ました水を飲むこともありますし、麦茶の日もあります。
3. 冷やさない
ムシムシするこの時期から冷房を使用する人が増えたり、冷たい飲み物をガブガブ飲む人もいるかもしれません。けれど、その行動も注意が必要。体を極度に冷やす可能性があるから。特に女性の場合は、筋肉量が少ないことで体は冷えやすい状態になっています。体が必要以上に冷えてしまうと、血流が滞ったり、めまいや立ちくらみ、肌の乾燥など様々な不調を引き起こすことになります。
■冷やさないためには…?
冷房は直接当たらないようにしたり、冷房を使いすぎないことも大切。また熱いからといってキンキンに冷えた飲み物ばかりを飲むのも要注意。旬の食材は体を冷やす効果があるので、食事のとり方によっては温かい飲みものをチョイスするなど工夫するのが大切です。
基礎代謝をアップする習慣を身につけるのもおすすめ。基礎代謝が高い人は、体が冷えにくいだけでなく、太りづらい体質にもなる可能性が!筋肉量を増やすことや、また食事をしっかり噛んで食べること、湯船に浸かるのも基礎代謝アップに繋がる方法です。
梅雨の時期だって楽しまなくちゃ!
体も心もちょっと億劫になりがちな梅雨。夏まで楽しさはお預けするよりも、今100%集中して過ごせたら良いですよね。雨の日は、読書や映画をおうちで楽しんだり、お掃除がはかどりやすい日。雨の日だからできることを楽しむためにも、是非、この3つの方法を参考にしてくださいね。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く