「他人と自分を比べてしまい落ち込む」そんな日に私がしている3つのこと
「隣の芝生は青い」と多くの人が一度や二度感じたことはあるのではないでしょうか?競争と順位付けという教育の中で育ってきた筆者も他人と比べては落ち込むことをたくさん経験してきました。それが最近になって「比べるのも決して悪いことではないのかも?」と思うようになったのです。今回は比較することに落ち込んだ時におすすめの対処法をご紹介します。
1. 自分を見直すチャンスが与えられたと気づく
生き方や考え方が多様化する現代。またコロナ禍が転機となり、それまでとは全く異なった生き方を選択する人が目立ってきています。今は、物理的な距離があっても、SNSなどで簡単に人と繋がりを持つことができます。
本当は頑張っているにも関わらず、「自分だけが何もしていない」「何も変化していない」など他人と比べて落ち込んでしまう人もいるかもしれません。
比べていることに気づいた時、まず筆者が行うことは「自分はどうなりたいのか」ということ。比べている人のようになりたいのか、今の生き方や暮らし方に何か変えたいことがあるのか、じっくり考えるようにします。
大抵の場合、今の自分に満足していることに気づけたり、他人と同じような生き方や暮らし方は自分には合っていないなと思うことに気づけます。
2. 勝っても永遠の幸せが手に入るわけではない
例え自分が競争に勝ったとしても、永遠の幸せというものは手に入れることができないと筆者は考えています。ヨガの教科書にあるように、幸せといものは外側から与えられるものではなく自分の内側にあるものなので。
勝つことで幸せが欲しい人は永遠に競争社会の中で勝ち続けなければなりません。それに伴うプレッシャーや労力を考えると、比べることで得られる幸せを求めることがとても過酷なことに思えます。
3. "みんな同じ"なんてない
異なった環境で育ってきた・生きてきた私たちが、みんな同じような生活をするのはどう考えても難しいです。「いいな」と思っている相手は、私とは違う環境を選択し努力し、その暮らしを手に入れてきました。
そう考えると比べることは、そんなに意味のあることではないのだと気づきます。みんな違うからこそ、世の中は色々なアイディアに溢れて成り立っているのだと思います。
他人と比較し落ち込むことがあれば、是非この3つ方法を参考にしてください。一人でも多くの人が自信を持って生きていけますように。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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