【下半身太り!諦めないで】原因は加齢ではなく「骨盤の歪み」?痩せやすくなる「骨盤矯正」やり方
大きなお尻、張った太腿、太い足首など、「下半身太り」で悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか?実はこの「下半身太り」骨盤のゆがみと関係があるようです。骨盤は身体の要です。上半身と下半身をつなぐ部分であり、女性の骨盤は横幅が広く柔軟性に優れた作りになっています。それは、赤ちゃんをお腹の中で育てる為!その為、骨盤の歪みも起こりやすいと言われています。今回は、なぜ骨盤がゆがんでしまうのか、ゆがむことによってどのような症状が出るのかを理解して、【骨盤調整ヨガ】で腰痛改善や美しいボディラインを目指していきましょう!
骨盤の構造を理解しよう
骨盤は3つの骨からできている
中央にあるのが「仙骨(せんこつ)」その両隣に左右一対であるのが「寛骨(かんこつ)」(寛骨=腸骨、恥骨、座骨の3つの骨から構成されています)そして「尾骨(びこつ)」の3つの骨の組み合わせから成り立っています。
骨盤の歪み4つのタイプ
一言で骨盤のゆがみと言っても、さまざまなタイプがあるのです。骨盤のゆがみのタイプをそれぞれ見ていきましょう。
骨盤前傾タイプ
骨盤が前に傾いている前傾タイプ。
加齢や産後など腹筋が弱っている状態のときに前傾になりやすいと言われています。
骨盤後傾タイプ
骨盤が後ろに傾いている後傾タイプ。
上半身が後方に下がる状態になってしまうため、背中を曲げて頭を前に突き出す姿勢になることでバランスをとることになります。
筋肉の弱い方、年齢を重ねた方に多くみられます。
骨盤開きタイプ
骨盤が開いているタイプ。
産後の方に多く見られます。原因として、出産時赤ちゃんが通りやすくするために開いた骨盤がホルモンバランスの影響により、出産後も元の位置に戻りにくく、産前よりも開いた状態になってしまうことが挙げられます。足を組んだり、あぐらをかいたりなども、骨盤が開きやすくなる原因とされています。また、筋力の低下で骨盤が支えられず開いてしまうケースもあります。
骨盤左右への傾きタイプ
骨盤を正面から見たときに、左右の骨盤の高さが違う状態のことを指します。
例えば、右側の腰や腹の筋肉の緊張が強いと、左側の骨盤が下がった状態になってしまいます。身体の重心を左右どちらかにかけることが多い方や、お尻の筋肉に左右差がある場合、骨盤のバランスが崩れてゆがみやすくなると言われています。
骨盤が歪む原因は?
- 加齢や産後、運動不足などによって、骨盤まわりの筋肉が弱っている
- 足を組んだり、あぐらをかいたりすることが多い
- 日常ハイヒールを履いていることが多い
- かばんやバッグなど、重いものを片側だけで持つことが多い
- うつ伏せで寝ることが多い
- 身体の重心を左右どちらかにかけることが多い
骨盤のゆがみが身体に及ぼす影響
- 肩こり・腰痛
- 冷え性
- 便秘
- むくみ
- 下腹が出る
- 代謝が悪くなり太りやすい
- 生理痛や生理不順
- O脚やX脚
- 不眠や自律神経の乱れ
肩こりや腰痛、太りやすい体質などは、生活習慣も影響するため、すべての原因が骨盤のゆがみというわけではありませんが、骨盤がゆがんでいると、痛みが無かったとしても、ボディラインの崩れや、身体の様々な不調にもつながってしまいます。
今回は、簡単に行える【骨盤矯正ヨガ】動画をご紹介します。ゆったり継続して行うことによって、身体のラインを整え、自立神経の調整効果も期待出来ます。リラックスしながら行ってみて下さい。
●やり方
1 チャイルドポーズ
2 両手を左右に歩かせて、腰回りをストレッチ
3 4つんばいから、内腿のストレッチ(左右行う)
4 骨盤回し(左右行う)
5 キャットカウ
6 片足を手の間でsetして、ランジのポーズで後ろ足の前腿、腸腰筋を伸ばす→お尻のストレッチ→後ろ脚を前にもってきて下脚を絡めて捻る→体側・腰を伸ばす→前屈(反対も同様に)
7 合席前屈
●ポイント
身体の左右差が無いか?硬いところが無いか?を確認するように、じっくり身体と向き合いながら行ってみてください。
●動画で見てみよう
AUTHOR
西畑亜美
ヨガインストラクター 様々なヨガのスタイルを学び、筋膜リリースやピラティスのメゾットを合わせて、スタイルが気になる女性のボディメイクから柔軟性を高めたいプロスポーツ選手からも定評がある。 武蔵小杉&aヨガ主宰。オンラインサロン&a運営。 1000人規模のイベントでも講師担当。雑誌や動画メディア監修、モデル出演など活動の幅を広げる。
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