【40代からの骨盤調整】年齢と共に広がった骨盤…今からでも遅くない!「小さな骨盤を作る方法」
骨盤を小さくしたい。年齢と共に骨盤が広がった気がする。出産後広がった骨盤が戻らない。そんな悩みを持った女性が多いのではないでしょうか?骨盤矯正に通ったり、ストレッチをしても中々結果が出ないと悩んでいる方も多いはずです。今回はそんな方に向けたエクササイズをご紹介していきます。
小さな骨盤を作るための「3つのインナーマッスル」とは?
小さな骨盤を作るためには以下3つの筋肉が協働収縮することが重要です。
・多裂筋
・腹横筋
・骨盤底筋
多裂筋は仙骨を正しいポジションに位置してくれるため、骨盤の背面を締めてくれる役割を持っています。年齢と共に仙骨は起き上がってくるので、この多裂筋を鍛えることはとても大切なのです。
また、腹横筋はお腹のインナーマッスルとして有名な筋肉ですが、骨盤上部を内側に寄せる働きがあります。
腹横筋は、上中下と神経の支配が異なるため、腹横筋下部(お臍から下のお腹)を薄くすることが出来るか確認していきましょう。
そして、最後に骨盤底筋ですが、こちらは骨盤下部を締めてくれる役割を持っています。レッスン中に「膣を引き上げるイメージをして」と言われたことがある方もいると思いますが、それが骨盤底筋を引き上げる感覚です。また、骨盤底筋が働くことで、神経連鎖により腹横筋下部が働くともいわれていますので、腹横筋下部の感覚が分からな方は、骨盤底筋と一緒に働かせていきましょう。
もし、これらの意識やエクササイズができない場合は、横隔膜をしっかりと動かしていくことでも上述の3つの筋肉が働くともいわれています。だから呼吸って大事なんですよね。また、呼吸に関しても別の記事で解説したいと思います。
内転筋と骨盤底筋
骨盤底筋の感覚が今一わからないという方は、内転筋を一緒に働かせる事をおすすめします。内転筋と骨盤底筋は座骨を介し、筋連結していると言われておりますので、内転筋を働かせる事で骨盤底筋も働きます。
また、内転筋のインナーマッスル【恥骨筋】は骨盤の下部を少し広げる役割もあるので、こちらを鍛えることで、骨盤の上部は締まり、下部が開く【桃尻骨盤】を作っていくことも可能です。
やり方
・膝を立て、仰向けに寝ていきます。骨の隙間に手のひら一枚分入る隙間を作っていきましょう。膝の間に丸めたタオルを挟み、落ちないようにします。そのまま股関節から足を上げ下げしていきましょう。この時に腰が丸まったり、反ったりしないように手のひら一枚分はキープしておきます。
・先ほどのポジションで今度は手の動きも組み合わせていきます。足を降ろすと同時に万歳していきます。この時は腰の隙間は手のひら一枚をキープしていきます。
・最後に先ほどのポジションで、タオルを外し、片脚を前に伸ばしていきます。右足を伸ばしたら、左手で右足の膝の内側を触りましょう。反対側も行っていきます。
動画で確認しましょう
AUTHOR
青山竜太
大学まで野球を続け、その時に故障やパフォーマンスの低下を経験し、トレーナーの勉強を始める。2012年にピラティスの資格所得を目指しアメリカ渡米。帰国後、鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取得。 現在、神奈川県の武蔵小杉に自身のスタジオを構え、プロ野球選手から一般の方まで幅広いニーズに応えている。 2012年 ・PHIピラティスマスタートレーナーの資格を取得 2014年 ・鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取得 2017年〜現在 ・プロ野球選手の個人トレーナーとして沖縄キャンプなど帯同 2018年 ・オーストラリアベースボールリーグ キャンベラキャバルリーに日本人トレーナーとして帯同 2019年 ・武蔵小杉に&aスタジオをオープン武蔵小杉の完全予約制ピラティススタジオ【pilates room &a】 (pilates-and-a.com) 2020年 ・デサントアンバサダー就任 ・youtube &aチャンネルを開設 ・学んで動くをコンセプトにオンラインサロン&aを開設
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く