【30秒体操】肩まわりが軽くなる!家事の合間や休憩中にサクッとできる肩甲骨ほぐし

 【30秒体操】肩まわりが軽くなる!家事の合間や休憩中にサクッとできる肩甲骨ほぐし
Adobe Stock

日本人の9割が悩んでいると言われている肩こり。姿勢を意識してみても、肩こり解消グッズやマッサージに行ってみても、一時的にスッキリはするもののその場しのぎだったりしますよね。毎日ほぐせればいいのですが、そういった時間は取れず気付いたら寝る時間なんてこともあるでしょう。今回ご紹介するのは家事や料理の合間に誰にでもできる、簡単体操です。

広告

肩甲骨とは

背中の上の方にある羽のような形の骨を肩甲骨と言います。腕を上げる下げる回すなど、腕の動きとほぼ連動しています。この骨のまわりには様々な筋肉がついており、実は肩甲骨を動かすと体が温まりやすいとも言われています。褐色脂肪細胞と呼ばれるものも肩甲骨まわりに集まっているため、肩甲骨の動きが良くなると痩せやすいとも言われています。

肩甲骨をほぐすメリット

上記でもお話していますが、肩こりを改善する以外にも体を温めてくれる、痩せやすくなると言った嬉しいメリットがあります。また肩甲骨がしっかりと見えるようになると、自然と背中まわりもスッキリとした印象になります。

肩甲骨をほぐす体操

この体操は立ったままでも座ったままでもできます。状況に合わせて行ってください。動かすのは両腕のみ。煮込み料理で待っている間、洗濯物を待っている間など日常のちょっとした瞬間に行うことが可能です。気付いたときにできるだけ行うようにしてみてくださいね。

やり方

1.両足に均等に体重を乗せます。両腕を真っすぐ上に上げましょう。手のひらは正面に向けます。

2.吐く息で両肘を真下に下ろします。肩甲骨が背骨に寄っているかどうか意識しながら行いましょう。腰が反りすぎていたり、肘が斜めになったりしないように注意してください。

下

3.この上げ下げを10回繰り返します。

4.次は両腕を前に出します。肩の高さで大丈夫です。手のひらは下に向けます。

5.吐く息で後ろにスライドさせましょう。ここでも肩甲骨が背骨に引き寄せられているか確認します。肩が力んで上がっていたり、腕が最初の位置から大きくズレていないか確認してみましょう。

引く

6.これも10回行います。

繰り返す回数は目安です。そのときできる回数で構いません。ただし1日の中で何回か行うことをオススメします。肩甲骨は動かすことで徐々にほぐれていき、どんどん動かしやすくなるでしょう。

だんだんと背骨に引き寄せやすくなる変化を感じてみて

日常のちょっとした隙間時間にできると思うと、少しだけストレッチやトレーニングへのハードルが下がりませんか?凝り固まった部分はいかにコツコツほぐせるかが重要です。テレビを見ながら少しだけ両腕を上げ下げしてみるだけで、翌朝肩まわりが軽くなっているでしょう。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

ライター/古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消の為に始めたヨガにハマり、ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。最初は週末のみインストラクターをしていたが、もっとスキルを上げたいと思い、思い切ってフリーランスのヨガインストラクターへと転職。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在は育児中につきレッスンはお休み中、自宅にてヨガを実施。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

下
引く