たった20分でストレスを抑制できる!古代マントラ瞑想のやり方
ヴェーダ瞑想の心穏やかになれる効果について学びましょう。
ストレスを抑制できる「ヴェーダ瞑想」とは?
ヴェーダ瞑想は、古代インドの書物でヨガとアーユルヴェーダの基礎である「ヴェーダ」に端を発しています。仏教のマインドフルネスに基づく手法とは異なり、ヴェーダ瞑想は熟考や哀れみ深い思考を含みません。その代わり、心を整えるのにマントラを使います。マントラは、穏やかで深い焦点を育むための強力なツールです。ここでは、ヴェーダ瞑想のいくつかの基本原則、そしてもっと平和的に、クリアに、洞察的になるための手軽なテクニックをご紹介します。
1. ティーチャーを探そう
このプラクティスは、YouTubeや雑誌の特集記事を見て自分で学べるタイプのものではありません。もしヴェーダ瞑想を学ぶことに興味があるのならば、数百時間もしくは数千時間ヴェーダ瞑想を学び、自らも実践してきたヴェーダ瞑想ティーチャーによる4日間の基礎コース(レクチャー、瞑想、ディスカッションを含む)をまず受講してみましょう。
2. 自分のマントラを掲げましょう
ヴェーダ瞑想は思考やおしゃべりから心の向きを変える言葉のないサウンドです。ティーチャーからあなたのマントラを受け取ります。アーユルヴェーダの専門家がドーシャを読むような感覚で、ヴェーダ瞑想のトレーニングを受けたティーチャーたちはプラクティショナー(実行する人)に会っただけで個人のサウンドを理解することができます。あなたのマントラはあなたのものです。マントラを受け取ることは、神聖な交換と考えられています。また、マントラをさらけ出すことで感情が穏やかになると言われています。
3. プラクティスによって完璧となる
考えが生じたら、それらを受け入れたり、マインドフルネス瞑想で行うように受け流したりするのではなく、穏やかに自分のマントラへと戻りましょう。時間の経過と共に、プラクティスによって純粋に内面の充実感が目覚めて行くでしょう。私にとって、それは喜びのようなものです:すべてがうまくいかないように見えても、冷静沈着さと物事を見通せる力を維持できるため、私は幸せです。
4. 忙しい人々にとって理想的である
ヴェーダ瞑想は、とりわけ忙しい日常を送る全ての人々に向いています。プラクティショナーは通常、毎日40分間(朝20分、夜はさらに20分)瞑想します。たいていどこででも行うことができます。背中を支え直立させた快適な状態で座ります。目を閉じます。夢中になり、自らを解放し、リラックスした状態になるまでマントラを唱えましょう。
5. 忙しい心を落ち着ける
瞑想的な休息状態は、コルチゾールなどのストレスホルモンを低下させ、脳波のバランスを整えます。また、有用なホルモン(オキシトシン、DHEA、GABA、メラトニンなど)も生成します。一貫してプラクティスを行うことで、神経可塑性(新しい経験を受け入れ学ぶ脳の機能)のメリットを体験できます。時間が経つに連れて、脳はよりおだやかで意識的になり、過剰なリアクションが減ります。
教えてくれたのは…ヤショダ・デヴィ・マさん
ヤショダ・デヴィ・マさんは、ヴェーダ瞑想のティーチャーで17年間のプラクティス経験を有し、2013年からティーチャーとして技術をシェアしている。彼女はコロラド州ボルダーにあるthe Subtle Mind meditation and co-creative studioのオーナーであり、創設者でもある。彼女に関する詳しい情報はこちら:thesubtlemind.com.
ヨガジャーナルアメリカ版/「This Ancient Mantra Meditation Can Curb Stress in Just 20 Minutes」
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