ストレスを溜める人と発散できる人の違いとは?知っておきたい「ストレスコーピング」とについて

 ストレスを溜める人と発散できる人の違いとは?知っておきたい「ストレスコーピング」とについて
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南 舞
南 舞
2020-07-17

仕事やプライベートにおける人間関係、満員電車での通勤、睡眠不足など、私たちは日々ストレスになりえる要因と常に隣り合わせ。でもストレスを溜める人がいる一方で、うまく発散できる人もいます。その違いとはどこにあるのでしょうか?

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ストレスの正体、知ってる?

そもそもストレスとは何なのでしょう?ストレスとは、外部から何らかの刺激を受けた時に起きる緊張状態のことを指しています。そして、以下の3つのプロセスをたどると言われています。

(1)  ストレッサー

ストレスのもとになる様々な刺激のこと。その中でもさらに3つに細分化される。

1)物理的要因(暑さや寒さ・悪臭・騒音など)

2)生理的要因(空腹・乾燥・疲労など)

3)心理・社会的要因(不安・怒り・緊張・葛藤など)

(2)  認知

自分の価値観、経験、思考のクセなどによって、ストレッサーが有害か無害か、対処方法は何か、それは実現可能なものなのかを判断する。

(3)  ストレス反応

ストレスを認知してからその状況が長期化し、心身が限界を迎えてあらゆる症状として現れる。

1)心理面(不安・イライラ・緊張・焦り・落ち込み など)

2)身体面(不眠や中途覚醒・頭痛・疲労感・動悸・血圧上昇・食欲不振 など)

3)行動面(仕事でのミス・食べ過ぎ・物質へ依存・攻撃的になる・引きこもる など)

ストレッサーや認知の段階で対策やケアをしてあげれば、ストレス反応は重症化せずに済みます。そのポイントとなるのが【ストレスコーピング】を身につけているかどうか、なのです。

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