バランスや後屈ポーズを深めるために!壁を使って練習したいポーズ2選
ラクダのポーズ(ウシュトラーサナ)
腰の位置を膝の真上に揃えるこのポーズですが、後ろに倒れていくうちに腰が膝よりも後ろに動いてしまい、胸を開く効果が半減しがちです(写真下)。こうなる傾向がある人はぜひ壁を使いましょう。
このポーズでは後屈する前にまず下半身を安定させることがポイントです。壁に太ももの前側をつけることで、腰の位置を変えずに胸を開く感覚をつかみましょう。
やり方
1. 壁に向かって膝立ちになり、太ももの前を壁につける。
2. 膝を腰幅に開いて、手をお尻の少し上にあてる。
3. 息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら手で骨盤を前に押し続けて太ももを壁につけたまま、少し胸を引き上げて目線もあげる。
4. 呼吸の状態を観察してここで十分と思ったところでキープする。出来そうなら手をかかとにおろす。
5. 手をかかとにつけている場合は腰に戻してから、吸いながら上半身を起こし、チャイルドポーズで背中と腰回りをゆるめる。
壁のサポートを使うことで、ポーズが深まった時に体のどこが伸びているのかを知ることができたり、体のどの部分を使ったら良いかを知るヒントにもなります。思うようにポーズができないないと思ったらぜひ試してみてください。
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラス(対面・オンライン)をしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo
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