股関節の硬さ克服!合せきのポーズを楽にする股関節の内側をほぐすポーズ
ヨガレッスンでよく行われる合せきのポーズで股関節周りが硬くてつらいという方に向けた、股関節の内側をほぐすポーズをご紹介します!
合せきのポーズとは?
合せきのポーズとは、足の裏と裏を合わせて座るポーズ。サンスクリット語ではバッダ・コーナ・アーサナと呼ばれています。合せきのポーズは、様々な体の部位(筋肉・内臓)や不調に効果的と言われており、ヨガレッスンでも多く取り入れられてています。
効果効能
- 卵巣と前立腺、膀胱、腎臓の活性化
- 心臓の活性化と全身循環の改善
- 太腿の内側、鼠蹊部、膝のストレッチ
- 軽いうつ、不安、疲労の軽減
- 月経時の不快症状および坐骨神経痛の緩和
- 更年期障害の症状緩和
- 扁平足、高血圧、不妊症、ぜんそくの治癒
- 妊娠の後期までこのポーズを継続的に練習すると、出産が楽になると言われている。
- 伝統的な文献によると、バッダ・コナーサナは病気を治し、疲労を取り除くと言われてる。
太ももの内側のストレッチ
合せきのポーズで、太ももの内側がピーンとつっぱったように痛いという人は、太ももの内側をほぐしてあげましょう。
股関節の内側をストレッチ:レベル1
1.膝立ちのポーズから、右足を90度横に踏み出します
2.後ろの脚のつま先は外側に向けて倒します(難しい場合はつま先を立てておきます)
3.右ひじを右ひざの上に置き、手のひらは天井方向に向けます
このポーズで右側の太ももの内側のストレッチを感じましょう。余裕がある場合は、左手を天井方向に伸ばし、体側のストレッチも同時に行いましょう。さらに、右足に深く踏み込むことで左側の内側もストレッチされます。体の複数の部分にアプローチできるポーズですが、まずは股関節の内側に心地よくストレッチが入っているかにフォーカスしていきましょう。
股関節の内側をストレッチ:レベル2
レベル1のポーズをさらに深めたい場合は、右手で足首を掴んでみましょう。体を低く倒せることを目指しているのではなく、股関節の内側のストレッチが深められることが大切です。
股関節の内側をストレッチ:レベル3
さらに余裕がある場合は、右手を床につき、右ひじで膝を押し、膝を外側に開くようにします。さらに股関節の内側のストレッチを感じやすくなるでしょう。
股関節の内側をストレッチ:悪い例
股関節の内側に効いていても、上半身が前に倒れてしまう場合は、1ステップ前に戻りましょう。体を倒せたり、手の平を床につくことが目的ではありません。
ライター/伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学の知見を深め、ヨガ・ストレッチ・筋膜リリースを組み合わせた独自のエクササイズで痛みを克服。この経験をもとに「股関節ヨガ」というメソッドにまとめ、「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるヨガを考案。股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。Instagram:@itokanayoga45
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