便秘を繰り返す理由って?食事だけでは改善しない腸内環境を悪化させる原因4つ
現代人に多いとされる腸トラブル。お腹の膨張、ガスが溜まった感覚、ゴロゴロとなる音、何日も続く便秘…。これら腸にまつわる症状に心当たりはありませんか?特に便秘は女性の多くが抱えている問題でもあります。食事に気をつけているつもりでも、またすぐ便秘になってしまうという人は、もしかしたら日常生活での習慣やストレスが原因かもしれません。便秘にならないために日ごろから気をつけるべきこととは?
便秘が治らない人にもう一度見直してほしい3つのこと
腸内環境を整えるために油物や甘い物をなるべく控え、食物繊維を積極的に摂ったり、お水をこまめに飲んだり、善玉菌を増やすヨーグルトを食べたりなど、日ごろから食べ物に注意して過ごしている人も多いと思います。しかしそれでも便秘体質が治らないという人もいるのではないでしょうか?あるいは、一時的に解消してもまたすぐ便秘に戻ってしまうというパターンの人もいます。実は便秘になる理由というのは複数あるようです。上記にあげた食事以外に気をつけるべきこととは何でしょうか?
1.規則正しい生活習慣が送れていますか?
腸は交換神経の働きが高まると活動が弱まり、逆に副交感神経の働きが高まると活動が強くなります。そのため睡眠時間が短かったり、心身を休める時間が少ないと腸の活動に影響を与えてしまいます。そしてなるべく毎日起きる時間、食事する時間、就寝する時間は決めてあるほうが理想的です。生活のリズムが整っていれば、毎朝排便できる習慣も身に付きます。もしも生活リズムが毎日バラバラだと、体内時計も狂ってバランスを崩してしまい、結果便秘へとつながります。
2.朝食は抜いていませんか?
朝、起きたら朝食を食べずに急いで出かける人も少なくないでしょう。しかし、朝食抜きは腸内環境にとって良いことではありません。腸の活動を促すのに朝食はとても大切です。それに昼食から始めて食事するとなると、血糖値が上昇し病気を引き起こす原因にもつながりますので、なるべく一日三食を心がけましょう。中には朝目覚めたばかりだとなかなか食事する気にはなれないという人もいます。毎朝ギリギリまで眠るのではなく、余裕をもって目覚める習慣づくりがとても大切です。目覚めてからコップ一杯の白湯か、体を冷やさないよう常温のお水を飲んで先に胃腸を目覚めさせましょう。
3.運動不足ではありませんか?
長時間座りっぱなしで運動をほとんどしない生活も腸内環境を悪化させてしまう原因になります。毎日少しでもいいので運動する時間をとりましょう。運動することで腸に振動が伝わり排便をスムーズにさせることができます。おすすめなのは軽いジョギングです。上下に振動することによって腸を刺激できます。どうしても日ごろ運動する時間がない人は、隙間時間でいいので腸を刺激する簡単なストレッチを取り入れてみましょう。上半身を左右に側屈させてみたり、または捻ってみたり、胸を開いて軽く反ってみたりするだけでも腹部に刺激が伝わります。また、両手を腹部に重ねて置いて、お腹に「の」の字を描くようにマッサージするのもおすすめです。大腸の流れる方向に沿ってマッサージするため、排便の動きを促せます。
そして、これ以外にも便秘を招く厄介な問題がストレスです。もしかしたら、あなたの心の状態が便秘を招いているかもしれません。次の項目からは、そんな腸と心の関係性について紹介します。
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