ステイホームで肌荒れしてない?ツヤツヤ・ツルツル見せられる「美背中」を作るための4項目
スタジオでのレッスン再開もぼちぼち開始した、今日この頃。オンラインレッスンもいいけれど、「やっぱりスタジオ派」という人にとってはその日が待ち遠しいことでしょう。また、久しぶりのレッスンにどんなウエアで参加しようかと迷うのも楽しい時間です。……が、お気に入りの一着に袖を通して鏡の前でクルッとボディチェック中に、「背中汚いっ!」なんてことに気付いたらせっかくのテンションも下がってしまいます。では、ツヤツヤ・ツルツルな“美背中”を作るために気を付けたいことってなんでしょう。
1.着替えを面倒くさがらない
背中はもともと皮脂の分泌が多く、汗をかきやすいパーツ。洋服を着ることで蒸れてニキビができやすく、悲しいことにちょっと治りにくい部分でもあります。加えて湿度の高いこの時期は、背中ニキビがより増えやすい要注意な季節だと言えるでしょう。
ニキビを作らない・悪化させないためには、通気性や吸湿・速乾性のある衣類、肌触りが優しい天然素材の衣類を選び、汗をかいたらこまめに拭いたり可能であれば着替えたりして過ごすことが大切なポイントになってきます。
また、意外と多いのがヨガの後、「そこまで汗をかかなかったから、ブラトップは着替えずに過ごす」という人や、「汚れていないからパジャマは何日か連続で着る」という人。うーん、それらは自分が思っている以上に湿気ていたり汚れていたりして雑菌が繁殖している恐れがありますよ……。
以前、いくつかのクラスを連続して担当するときでも汗をかいたブラトップを着替えずにいた筆者は背中が肌荒れしてしまい、それを隠すためにお気に入りのウエアが着られないというツライ時期を過ごしました。
着替えや洗濯のひと手間よりも、キレイな背中の自分を想像して面倒くささに打ち勝ちましょう。
2.髪の毛による刺激を避けて
ロングヘアの人は髪の毛による肌への刺激も避けたいところ。
ワックスやオイルをつけた髪はもちろん、なにもつけていない素の髪にも細かな汚れは付着しています。その毛束が、背中の露出部分に触れたり、洋服の内側に入って肌に触れたりすることもあるので、肌荒れしやすい、かゆみがでやすい人はアップスタイルにしておくと安心でしょう。
体を動かすようなときは特に、です。
加えて、シャンプーやトリートメントの成分が刺激になることもあるので、頭を洗ってから体を洗う。そしてそのときは、髪は前に垂らしてシャンプー・トリートメントなどが背中にかからないようにしてすすいでみてください。
またまた筆者の話しですが、「95%美容成分」「スキンケアクオリティー」などとうたわれたシャンプーを使うようになってから、肌荒れが落ち着いたように感じます。シャンプー後の髪の質感も大切ですが、肌荒れが起こっているようならシャンプーそのものの見直しが必要かも。
3.日焼け止めは背中にも
ニキビも目立ちますが、しみもまた然り。背中って、よーく見ると細かなシミが点在していたりするんですよね。そのどちらも悪化させないためには紫外線対策が欠かせません。
日焼け止めは洋服から出ている部分にしか塗っていないという人は、ぜひ背中にも塗ってみてください。手が届かない人はスプレータイプのものを使うのもよいのですが、SPFやPAの数値が大きいものは肌への負担になることもあるので選ぶときにチェックしてみて。
そして、日焼け止めを塗って過ごした日はしっかりと洗い流すこともお忘れなく。とは言ってもゴシゴシ洗いは肌への刺激になるので、石けんで落ちるような日焼け止めを使用するのもオススメです。
洗浄後は保湿も忘れずに。よく、「デコルテまでが顔」と言いますが、「背中も顔」だと思って。
4.ストレッチも〇
背中のにきびやしみ、くすみは血行不良が原因となっているケースもあります。
ヨガやストレッチで肩甲骨まわりの筋肉を中心に動かしたり、湯船に浸かって温まったりするのもよいでしょう。同じ姿勢で長時間過ごすことが多い人は筋肉が凝り固まって血行が悪くなりやすいので、気を付けましょう。
背中の筋肉を使うようなヨガのアーサナをおこなっていると、肌に滑らかなツヤを取り戻すだけではなく適度に筋肉がついたり、姿勢がよくなったりして美しさが増すことでしょう。
「いざ、スタジオレッスンへ!」というときに思わず見せたくなるような美しい背中を目指して、お手入れに力を入れてみてはいかがでしょうか。
ライター/高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。
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