「願望手帳」が夢の実現を加速させる本当の理由

 「願望手帳」が夢の実現を加速させる本当の理由
Moca Kurio
栗尾モカ
栗尾モカ
2020-05-19
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一度見たら創作欲が止まらない!Bullet Journal

やるべきことを箇条書きで明確に書き出すアナログ方式のタスク管理システム「バレットジャーナル」を考案したデジタルプロダクトデザイナーのライダー・キャロル氏が趣味で綴っていた手帳ブログには世界中からアクセスがあり「人々は、それぞれ自分のバレットジャーナルを作り始めました」と語っています。

バレットとは弾丸のことですが、箇条書きの「・」を意味しているそうで、ライダー氏はもともと箇条書きの手帳を公開していました。世界中に誕生したBullet Journalファンは、自分たちの書いたページをネット上に公開しています。それらはオリジナリティに溢れ、とてもカラフル。彼女たちのワクワクした気分がギッシリ詰め込んだページを見ると、誰もが自分も作ってみたくなるでしょう。

自分のペースでページをデザインし、制限なく書き足していくバレットジャーナルは、一般的な手帳に比べて自由度が高いのが特徴です。好きな写真をコラージュしたり、カラーペンでアクセントをつけたりしながら、スケジュールだけではなく、TO DO リストやアイデアメモなど、オリジナルのページを増やしていくことが出来ます。

願望手帳
筆者の手帳はカバーにストラップがついているので、外出時にはそのままカード数枚と携帯を入れてbag代わりに持ち歩けます。ヨガのスケジュールを開くのが至福のとき。旅の思い出を貼るのも楽しみになりました

カフェで手帳を開く楽しみを続けていたら、驚く展開が!

著者の友人で、お気に入りのカフェで過ごすひとり時間を楽しみにしている男性がいます。手帳にアイデアを書く時間が、なによりワクワクするとのこと。彼は、以前から大好きな文具についての思いをブログに綴っていましたが、それを偶然見たテレビ局の人に情熱をかわれて番組出演をし、その後、オリジナルの文具をプロデュース。さらに書籍も出版するまでになりました。でも、それは幸運だった訳ではなく、全て「実現したいこと」のリストとして手帳に記入し、努力を重ねていたのだそうです。

自分の心の動きを丁寧に意識することで、本来の力を引き出すことができる手帳習慣は、プラスの要素ばかり。ぜひ、皆さんもヨガをするように手帳の世界を楽しんでみませんか?

ライター/栗尾モカ
漫画家 / コラムニスト。横浜育ち、シンガポール在住。美大デザイン科卒業後、国際線CAを経て出版社へ。人気女性ファッション誌で10年、教育メディアで5年企画・執筆を担当。シンガポール移住後、女性向けメディアをローンチ。旅先のバリ島でヨガに出逢ってから、心身を整えるライフワークとしてのヨガに魅了され、VYASA Yoga SingaporeのYoga Instructor Certificate Courseに毎日通学中。また、アーユルヴェーダを学んだインド人料理研究家から身体に効くspice&cookingを学んでいる。モダン&スタイリッシュ、女性の毎日が輝くようなアイデアを盛り込んだIndian culture bookを出版することを目標に、YOGAとcookingに励む日々を送っている。著書は『サロン・ド・勝負』(KADOKAWA)『女のネタ帖』(学研)など。

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