インド首相も習慣にしている!良質な睡眠と同じ効果がある時短ヨガとは

 インド首相も習慣にしている!良質な睡眠と同じ効果がある時短ヨガとは
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栗尾モカ
栗尾モカ
2020-03-02

ストレス社会に生きる現代人にぜひ知ってほしい、インドのモディ首相も実践する時短ヨガをご紹介します。

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インターネットがビジネスの中心にある今、私たちを取り巻く仕事や環境は加速する一方です。仕事をする上で速度や確実性が求められるようになり、多くの人々は必要以上のストレスにより、疲弊しています。とはいえ、仕事を続ける以上、立ち止まることは難しい人が大半かと思います。そんな中、途中で体調を崩すことなく心と身体をニュートラルな状態に整え、持久力を保ち続けることが出来たら理想的です。

一般的に「健康の要は食生活と睡眠、そして適度な運動」と言われます。食生活と適度な運動はある程度は意思でコントロールすることが可能ですが、睡眠は思うようにとれない人も多いようです。イギリスでは、人口の7割もの人が睡眠に問題を抱えているというデータもあります(NHK BS「世界のドキュメンタリー」より)

「身体は疲れているのに、なかなか眠れない」といった状況は、当事者にはとても辛い状況です。働く人の中には「明日は大事な仕事があるから、早く眠らなければ」と焦れば焦るほど目が冴えてしまう人が多いという声もあります。また、眠ることが出来ても夜中に何度も目が覚めたり、眠ったはずなのに目覚めた時点から疲れているといった症状がある場合には、ビジネスにも支障をきたす場合があります。できるだけ薬などに頼らずに質の良い睡眠をとりたいものです。

良質な睡眠と同じ効果のある「サイクリックメディテーション」とは?

「良質な睡眠をとりたい人に最適なヨガが、きっとあるのではないだろうか。是非身につけて、ティーチングに活かしたい」そう考えました。筆者がシンガポールで通っている「VYASA Yoga Singapore」の校長で、ヴィヴェーカーナンダヨガ大学元講師のマノジ氏に伺ったところ、まさにピッタリな回答を得ることができました。

「日々多忙なスケジュールで動いているインドのモディ首相は、サイクリックメディテーションを毎日行うことによって、4時間睡眠でも業務をこなすスタミナを維持しているそうです。サイクリックメディテーションは“コーポレートヨガ”としても最適で、多くの国内外の企業で実践されているものです。気軽に行える内容なので、忙しく働いている人々にとって最適なヨガだと思います。このヨガは、6時間の睡眠に匹敵するほどの深いリラクゼーションの効果が期待できると言われています」

サイクリックメディテーションの具体的な方法

ヨガは、一旦生活習慣に取り入れてしまえば、毎日行なうことが楽しみになりますが、「ヨガスタジオに行く時間をとれない」「ヨガが心身に良いことはわかっているが、体が硬くてとても無理」という人も多いです。サイクリックメディテーションは、そんな人々にとってもハードルが低く、ヨガへの導入としても最適だと感じます。

具体的には、サイクリック=「周期的な」メディテーション=「瞑想」を表し、ゆっくりとした動きと呼吸を感じながら、適度な刺激とリラックスを繰り返し行い、心身のバランスを整えるテクニックです。「周期性」は、人間の本来の自然な姿と波長が合うものとされているそうです。地球は太陽系で回転し、季節の変化は1年ごとに繰り返され、昼と夜は朝を交互に繰り返します。月経周期、睡眠周期、呼吸リズム、循環周期、脳細胞の動作…というように。すべてが、周期性であることを示しています。

サイクリックメディテーションの流れ

まずは動画でサイクリックメディテーションの一連の流れを見てみましょう。

サイクリックメディテーションの中に含まれるヨガで一番手軽に試すことができるものが、立ったまま、オフィスでも自宅でも出来る「アルダカーティ・チャクラーサナ」(動画では2分55秒から始まります)。ゆっくりと体側を伸ばすことができ、爽快感を味わうことができます。

次に、次の一連の刺激とリラクゼーションに進みます。「ヴァジュラサナ」「ササンカササナ」および「アルダ・ウストラサナ」 /「ウストラサナ」の組み合わせです。

また、自宅のベッドで習慣にすることができるのが、INSTANT RELAXATION TECHNIQUE(IRT)です。体の各パーツを一つずつ緊張させていき、全てをギュッと絞った時点で、一気に解放します。無意識の間に緊張していた体をほぐすことができます。気持ちの良い回数を繰り返し、刺激とリラックスを与えることで、良質な睡眠に繋げることができます。どのサイクリック・メディテーションの動きも、以下の状態を感じながら行うようにします。

●努力をしない状態を保つ

●意識を拡張していく

●呼吸は長くゆっくりと

●目は閉じながら内側は起きている状態を感じる

五感を癒し、音と香りでさらに深いリラクゼーションへ

ベッドに入った時に、シャバーサナと共にゆったりとした美しいマントラを聴くのもリラクゼーションにはぴったりです。教室では、先生と生徒の学びや健康を祈念するシャンティマントラを唱えますが、youtubeには静かで心地よいマントラが沢山アップされています。マントラを流す時には、自分の好きな香りを楽しむのも効果的です。

眠る前には脳への刺激になるような行動は控えて

自宅におけるデスクワークの後に、一連のサイクリック・メディテーションを行うと、肩が軽くなり、全身の緊張がほぐれていることを感じます。体が整うと、それに導かれるように気持ちも穏やかになっていきます。

また、少なくとも眠る1時間前には携帯などの電子機器からは目を離すようにし、脳を休ませ、眠りへの導入をスムーズにするように。翌日の仕事への活力をチャージする、良質な睡眠をとれるようになるでしょう。

ライター/栗尾モカ
漫画家/コラムニスト。横浜育ち、シンガポール在住。美大デザイン科卒業後、国際線CAを経て出版社へ。人気女性fashion誌で10年、教育メディアで5年企画・執筆を担当。シンガポール移住後、女性向けmediaをローンチ。旅先のBali島でYOGAに出逢ってから、心身を整えるライフワークとしてのYOGAに魅了され、VYASA Yoga SingaporeのYoga Instructor Certificate Courseに毎日通学中。また、アーユルヴェーダを学んだインド人料理研究家から身体に効くspice&cookingを学んでいる。モダン&スタイリッシュ、女性の毎日が輝くようなアイデアを盛り込んだIndian culture bookを出版することを目標に、YOGAとcookingに励む日々を送っている。著書は『サロン・ド・勝負』(KADOKAWA)『女のネタ帖』(学研)など。

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