POSE & BODY
40代の肩こり対策に|「陰のポーズ」でエネルギーを鎮静させる方法
女性の30代後半~40代は更年期への移行期。心身の揺らぎケアとしておすすめなのが、自律神経にも通じる「陰陽のバランスを整えるメソッド」です。心身が興奮・緊張状態のときは「陰のポーズ」で鎮静し、心身がダウンしているときは「陽のポーズ」で活力をアップします。ポーズ前後の心身をじっくり観察し、変化を感じてみましょう。今回のテーマは、過緊張による「肩こり」です。
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「肩こり」は脚を力強く使い、上半身に上がった気を落とす
頭ばかりを使う日常では、全身の気が上半身に上がりっぱなしになり、肩も過緊張が続きます。肩こりは肩にアプローチするより、下半身の土台をしっかり安定させるポーズで上がった気を下に落とし、上下のアンバランスを整えるのが効果的。意識が下半身に向くことで自然と肩の力が抜けます。
STEP1:ポーズ前に3つの方法で自分の体を観察
1.肘で円を描いて「肩の回しやすさ」をチェック
両手を肩に添えて肘で円を描くように回して。ポーズ後のほうが大きく回せて肩も軽いはず!
2.上を向いて「首の可動域」をチェック
上に向く動きを確認。ポーズ後は首肩がほぐれ、首の可動域が広がり後ろに倒しやすく。
3.シャヴァーサナ
ポーズの前に約1分シャヴァーサナ。肩のこわばった感覚などを感じてみて。
STEP2:「ウトゥカターサナ」で意識を下半身に向かせ、肩の力を抜く
やり方
1.両脚を揃えて立ち、両手を腰に添える。下腹部に力を入れて凹ませ、肛門も締めておく。
2.そのまま椅子に腰掛けるようにお尻を斜め後ろに引き、下腹部と脚全体の力を使い30秒キープ。
STEP3:ポーズ前と体の状態を比べてみる
ポーズの後に約1分シャヴァーサナ。肩のこわばった感覚などの変化を感じてみて。また「肩の回しやすさ」「首の可動域」もチェック!
教えてくれたのは…鈴木伸枝先生
ヨガインストラクター。鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオRelease Space主宰。レッスンでは「自己調整力を引き出すヨガ」を伝えている。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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