お腹の老廃物よさらば!「腸のぜん動運動」を促進する5つのヨガポーズ
3.腸のマッサージする「バストリカ」
代謝が上がり、ダイエットに最適な呼吸法。腹筋を大きく動かすと腸のマッサージにもなる。
やり方
1.安座で座り、鼻から息を吐いて腹部をへこませる。
2.鼻から息を吸いながら腹部を大きく前に押し出す。「吐く・吸う」を1秒に1回のテンポでリズミカルに繰り返す。初心者は10回、慣れてきたら30回まで。
POINT:お腹を引き締めたときと膨らんだときの振幅に意識を集中する。
4.腸のぜん動運動を高める「ねじりのポーズ」
内臓をダイナミックに刺激するポーズ。腸のぜん動運動を高め、排出をよくする。ウエストの余分な脂肪を取るのにもおすすめ。
やり方
左脚は膝を立てて、右脚の外に置く。息を吐きながら肘で膝を押し、左にねじる。左手は床に置いて体を支える。正面に戻り、反対側も行う。
POINT:ねじれている腰に意識を向け、細くなっていくイメージを持つ。
できる人は
床についた膝を曲げると、さらに深くねじることができる。
5.排出のプラーナを高める「三角のポーズ」
両脚の筋肉をしっかり使ってポーズをとることで腰から下のプラーナ「アパーナ(排出のプラーナ)」の力を高める。むくみにも効く。
やり方
両足を大きく開いて立ち。右足を右に向け、左足を正面に向ける。息を吐きながら、上体を右にゆっくり倒す。骨盤から脇腹の筋肉を伸ばす。
POINT:骨盤まわりで最も響くところに意識を集中させてポーズを味わう。
もっとポーズを深めたい人は
余裕があれば、腕を頭の上に伸ばしてみよう。骨盤がさらに刺激できる。
教えてくれたのは…友永淳子先生
友永ヨーガ学院院長。インド、アメリカでヨーガ指導法を学び、1978年、東京・荻窪に友永ヨーガ学院を開校。信頼と実績の「ヨーガ断食講座」を30年以上にもわたり開講。ヨーガを通して「食」の大切さを教え続けている。
モデルを務めたのは…野沢和香さん
モデル、ヨガインストラクター。女性ファッション誌やCMなど、幅広く活躍中。2007年に全米ヨガアライアンス認定RYT200を取得。近著に『野沢和香の体と心の不調を解決! 1日5分おうちヨガLESSON』(セブン&アイ出版)がある。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く