不眠の原因は「睡眠ホルモン」の減少?安眠へ導くセルフケア法【ヨガと睡眠#13】

 不眠の原因は「睡眠ホルモン」の減少?安眠へ導くセルフケア法【ヨガと睡眠#13】
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井上敦子
井上敦子
2019-10-02
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睡眠ホルモン「メラトニン」はスマホで減ってしまう?

人は昼行性の生き物なので、「日光を浴びると覚醒し、夜になると眠くなる」というリズムを持っています。このリズムには、睡眠を誘う「メラトニン」というホルモンが関係しています。夜に眠くなるのは、このメラトニンの働きがあるからです。
メラトニンは質の良い睡眠に不可欠で、夜になると徐々に分泌が増え、夜中に最大になります。また、強い光を浴びると分泌量が減り、反対に暗い所では分泌量が増加する性質を持っています。

夜中にスマホを見ているとき、私たちはスマホから発せられる光を浴び続けています。そのスマから発せられる光(ブルーライト)によって、脳が「昼間だ!」と錯覚し、メラトニンの分泌量が抑制されてしまうのです。すると、脳が覚醒し、睡眠の不具合を引き起こしやすくなります。特にスマホの場合、パソコンよりも至近距離で画面を見るため、より近い距離でブルーライトを浴びることに…。

寝る直前までスマホを見る習慣のある方や、横になってスマホを見ながら眠るまでの時間を過ごしている方は、まず、少なくとも眠る時間の30分前までにスマホを手放すように心がけてみましょう。そしてその時間を、スマホやパソコンなどで酷使した身体をリセットするための時間に変えてみてはいかがでしょうか。以下に、スマホ疲れをリセットするヨガポーズを3つご紹介します。どのポーズも身体への負担が少なく、ヨガ初心者の方でもトライしていただけます。ぜひ実践してみて下さい!

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