季節に合わせた対策を!「夏のむくみ」3つの原因と改善策

 季節に合わせた対策を!「夏のむくみ」3つの原因と改善策
Getty Images
須藤玲子
須藤玲子
2019-07-30
広告

夏のむくみを解消する方法

普通にやっていることが、むくみを悪化させている場合があります。夏場に気を付けたいこと、改善すべきことをまとめてみました。特に自覚症状がない人も、今後の予防のためにチェックしておきましょう!

1.水分のとり方の改善

夏は知らず知らずのうちに汗をかき、体内の水分量が少なくなることから、こまめな水分補給が必要と言われています。室内でも脱水症状や熱中症になる可能性もあり、予防の点からも水分補給は重要なこと。ただ、水分のとり方にも注意が必要です。暑いからといって冷たいものばかり摂るのはおススメしません。冷たい飲み物は必要以上に身体を冷やす可能性があります。また、喉が渇いたからと言って一気に大量の水分を摂ることもNG!一気飲みは水分の摂り過ぎに繋がる危険性があるのです。ヨガのレッスン中にもよく聞くことですが、水分はこまめにとることがポイントです!そして、冷たいものを摂り過ぎないように、常温の水や温かいお茶など飲み物の種類にも気を配ってみて!

2.冷えや血行不良の改善

体内に溜まった余分な水分を出すためには、体内の巡りをよくする必要があります。室内にいることが多い人は、エアコンによる身体の冷えに注意が必要です。身体の冷えは血行不良を引き起こし、水分の代謝を悪くする可能性があります。また、座ったままの姿勢が続く場合は、下半身の血行不良により脚がむくむことも。仕事の合間にストレッチをしたり、席を離れて歩いたりして適度に身体を動かしましょう。座ったまま足首を回すだけでも効果があります。また、余裕があれば足首からふくらはぎのセルフマッサージもおススメ!ふくらはぎの大きな筋肉に刺激を与えることで筋肉のポンプ活動が活発になり、血流の改善と共にむくみの解消に繋がります。自宅などの動ける環境なら、スクワットなど取り入れてみるのもいいでしょう!

3.ストレス解消方法の改善

誰でも常に多少のストレスを抱えているものですが、暑さによる疲労が溜まってくると、人は、いつも以上にストレスを感じやすくなります。過度の緊張感やストレスの元では呼吸が浅くなり、体温を下げ、体液の循環が悪くなることでむくみが発生します。ストレスからむくみに繋がることも普通にあること。夜遅くまでお酒を飲んだり、イベントの予定を入れてみんなで騒いでみたり、夏らしく開放的に発散するのもいいけれど、ストレス解消のために入れた予定が疲れや別のストレスを生むこともあります。疲れやすい夏場のストレス解消には、積極的にリラックスの時間を取りれてみて!最近ではリラックス用のDD,DVDなど色々なグッズもあります。うまくリラックスできないと感じた時には、そんなグッズを活用してみてはいかがでしょうか?また、自宅や職場でもちょっとした合間を見つけて、ヨガのゆったりした呼吸をやってみるのもおススメです。吐く息と共にストレスも余分な水分も、いらないものは全部手放しちゃいましょう!

最後に

暑い夏はむくみとは無縁だと思われがちですが、実はむくのみ原因を引き起こす要素がたくさんあり、油断は大敵です!むくみが気になったら、水分の取り方を見直してみたり、セルフマッサージを取り入れたり、静かなリラックスできる時間を作るなど、できることから始めてみませんか?ちょっとしたむくみも放置せず、大きな不調につながらないように早い段階で解消するように心がけましょう!

ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にフィットネスクラブ、ホットヨガ、ヨガスタジオ、オフィス出張など多くの場でレッスンを実施。リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと同様にアロマを伝える活動も行なっている。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTTリストラティブヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事