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「介護予防のためのヨガでシニアに健康と笑顔を」山田いずみさんの転身ストーリー
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――今でこそシニアヨガ講師のニーズは高いですが、当時の状況はどうでしたか?すぐにシニアヨガ講師の道は開けましたか?
シニアヨガの講師になると決めて資格を取れるスクールを探したのですが、私の知る限り当時はシニアヨガ専門の指導者養成コースはありませんでした。それが今から10年前です。なので、健常者向けの指導者養成コースに通いヨガ指導の基礎を学びました。卒業後、指導場所を探すのにも苦労し、結局シニアヨガの指導機会は得られず、ならばヨガの指導経験を積もうとスポーツクラブなどで健常者向けのヨガを1年程教えていました。その間もシニアヨガを提供できる環境を探し求め、介護予防運動指導員の資格を取得。そんなとき、介護職員としてヨガを提供できるリハビリ施設の求人を見付け正社員になり、この施設で椅子に座って行うヨガ、筋トレ、歩行訓練、個別の運動指導を担当できることに。念願だったシニアへの指導は心底楽しく、上司にもそれが伝わったのか「山田さんほど楽しそうに仕事をする人はいないね」と言われ、トレーナーに推薦していただいたんです。リハビリメニューのマニュアル作成やスタッフ研修を行う立場を任されやりがいはありましたが、「シニアにヨガを教えたい」という思いと現実が離れて行き、しかも私の意見が通らないことも多くもどかしさが募り……。入社3年目のタイミングでリハビリ施設を退社し、フリーでシニアヨガ講師として活動することを決めました。
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