ヨガでケガをしないための8つの方法|マインドがケガを引き起こす!?
ランナー、ハイカー、クロスフィッター、庭師、あるいは会社員にとっても、ゆったりとしたタイプのジェントルヨガはあらゆる運動レベルの人に適している。陰ヨガやレストラティブヨガ、ヨガセラピーのような練習は、高強度トレーニング後の身体回復を促進し、ケガの予防はもちろん、ケガの治癒も促すことも多い。セラピー的な観点から見ても、運動量の少ないこれらのタイプのヨガはやった分だけ確実に効果が上がり、どのレベルの生徒でも敏捷性、バランス、柔軟性、強さ、精神活動が高められる。また、高強度運動を行う際のケガのリスクも減る。
「日常生活で常に無理をしているために、アサナの練習でも無意識にそれを続けてしまう人が多いのです。陰ヨガではペースを落とし、緩ませて、観察する練習をします」とクォンは説明する。「ポーズをホールドして呼吸をしながら、身体が自ら開いていくことを観察し、信じるのです。ゆだねて受け取るほど、変化は起こりやすくなる、という考え方です」
ジェントルヨガは下半身と股関節を中心に、集中しながらゆったりしたペースで行う。プロップス(補助具)は効果的な必須アイテムだ。身体を支え、完全に緩めて開かせてくれる。研究によると、結合組織の回復と修復には、一つのポーズを少なくとも72秒間ホールドする必要がある。プロップスでサポートされた状態でポーズを5分以上ホールドすれば、筋肉や組織や関節のかたさや炎症に大きな効果がもたらすことができる。
「陰ヨガは”関節のためのヨガ”とよく言われます。靭帯の柔軟性を高めるホールドの方法もあります。」とクォンは言う。「ゆっくりとしたペースで運動量も少ないですが、非常に深い練習です。運動では筋肉を動かすと思われがちですが、実は想像以上に骨や靭帯も関係しているのです」
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