POSE & BODY
自意識過剰を乗り越えよう|自分を受け入れるためのヨガ
いつも外見を気にしていたヨガティーチャーのサラ・クラークがどのように自意識過剰を克服したか、自信を得られるアーサナとマントラの練習と一緒にそのストーリーを紹介しよう。
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自分を受け入れる
「自信を喪失した人から利益を得ている社会で、自己を愛することは反乱だ」
初めて自分の体のことが気になりだした時、私はまだ7歳になっていなかった。その日私は、大好きな花柄のワンピース水着を着ていた。すると友達の弟に、脚が太い、と言われた。お腹にパンチを食らったようなショックだった。それまでまったく気にしていなかったのに、突然自分の体型が気になり始めた。以来、私は自分が体をどう思うかよりも、人から良いと思われるか否かを重要視するようになった。彼の言葉は恥の意識を芽生えさせ、それから長い時間をかけて私は自滅行為や身体醜形障害から自己発見と魂の再生への旅を続けることになった。
9歳の時、それまで私は多様な人種が住むニューヨーク州シラキュース郊外で自宅教育を受けていたが、メリーランド州ベルエアの公立学校に移ることになった。そこは圧倒的に白人の多い地域だった。私は自分の太い足だけでなく、髪質や、白人とはちがう形の鼻、濃い肌色も気にし始めた。そして人気のある女の子たちと自分を比べるようにもなった。彼女たちはいつもポニーテールを左右に揺らしながら廊下を歩いていた。私も同じようになろうとして、数カ月ごとに美容院に行き、長くて揺れる髪をまねるために何時間もかけてマイクロミニという何百本もの長い三つ編みにしてもらっていた。
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