4エレメントと3区分から読み解く、12星座の相性とは?【ジョニー楓の星読みガイド♯11】

 4エレメントと3区分から読み解く、12星座の相性とは?【ジョニー楓の星読みガイド♯11】
Nanayo Suzuki
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――発展性ということについていうと、例えば、仕事でチームを組む場合、違う意見や視点を持っているほうが、お互いを補い合えてよいチームになるということもありますね。仕事面で考えると、逆にエレメントは違うほうがよい、区分は同じほうがよいなどという考えもできますか?

J:営業と経理など役割がちゃんと別れていれば、別々のエレメントの方が良いと思いますよ。受動的な星座の人ばかりだと、維持することには長けていても発展性が足りなくなるような気がします。また、双子座と乙女座は共に柔軟宮ですよね、双子座が色々な所に足を運びリサーチして、乙女座はそれを具体的にしていく、あるいはリサーチの中から、可能なもの不可能なものを選別していく。みたいに考えれば、区分が同じでも十分に発展性があると思いますよ。

――恋人や結婚相手の場合は、共感や共鳴しやすいという点で、エレメントが同じ人のほうが長続きしやすいのでしょうか。恋愛面で考えたとき、12星座で相性がいいと思う組み合わせはありますか?

J:何度も言いますが、太陽星座の12星座だけで判断するのはとても危険です。(どんな人生にしたいか)という点で太陽は活躍しますが、目的意識から解かれた時間は主に月を使い、人によく魅せたいと思う時は金星を使います。つまり状況によって使う惑星は異なるということになります。

例えば、自分の太陽と相手の太陽が同じエレメントで咲かせたい花の内容は共鳴できても、自分の太陽と相手の月が違うエレメント、あるいは同じ区分に自分の太陽と相手の月がある場合は、一緒にいると落ち着かない、ムカつくとか色々問題が発生してきます。

なので、まずは自分の中の10個の惑星をきちんと理解することが大切です。そこでもし自分の中に火の要素が足りなかったら火の要素を多めに持った人と付き合う。または自分の中に活動要素が足りない場合は、活動要素の多い人と付き合う。みたいな感じで、相性を見ていくのが良いと思います。

あたかも人間は12種類しかいないみたいな捉え方で相性を見るのはかなり危険です。なぜなら、12種類で相性を判断すると、いくら好きでも諦めなきゃいけないみたいなことも出てきてしまうからです。逆に10個の惑星を理解できれば、自分の太陽と相手の太陽がいくら相性の悪いものでも、自分の金星や月と相手の太陽の相性が良ければ、十分に良い相性ということになります。つまり、どんな人との間にも可能性はいくらでも見つけれるようになります。

今回の12星座の解説はあくまでも、単純な素材の活かし方程度のものだと思ってください。10個の惑星について、また次回以降で勉強していきましょう。ここが理解できると、だいぶ見え方が変わってきます。

――西洋占星術は、本当に奥が深いですね。世の中では、12星座が注目されがちですが、たしかにすべての人間が、12種類に分類されるというのは不自然ですよね。また、10個の惑星の意味についてもまた教えてください。読者の皆さんとともに、少しずつ理解を深めていきたいと思います。ジョニーさん、ありがとうございました!

教えてくれたのは…ジョニー楓さん
西洋占星術師。雑誌やwebで連載を持ちながら、コスメキッチンの店頭やファッションイベントなどで個人鑑定も行うなど幅広く活躍中する、ファッション大好き占い師。ホロスコープだけでなく、タロットカードやダイスなど使い分けながら複合的に占いを行う。実はリフレクソロジーが得意。
ジョニー楓の公式アカウント@johnny__kaede
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