「マインドフルネス」って何?日常で簡単に実践できる3つの方法
③マインドフルネス「リスニング」
特に女性にとって難しいのが、マインドフルネスリスニング。相手の言ったことに対して、「私も!それであれでね、これでね。。」と、相手の話を聞かずに自分の話にすり替えてしまうことはよくあります。また、相手にオチを言わせずに、「こうなったのね!」と結論を言ってしまうのもNG。相手の話を最後まで聞く。たったこれだけですが、意識的に行うといかに日常でできていなかったかを痛感するでしょう。
また、部下や後輩を持つ立場の方であれば、相手の能力や評価という色眼鏡を外して、常にフラットな状態で話を聞いてあげる姿勢も、マインドフルネスリスニングの実践になります。日頃から「アイツはいつもダメだ」「あの子は仕事が遅い」などと思っていると、もし相手が正しいことを言ってとしても、間違った判断で相手を否定してしまう可能性があります。相手の話を最後まで聞いたり、全力で耳を傾けることは、かなり忍耐がいるマインドフルネスのトレーニングです。
マインドフルネスというと、「静かに座って瞑想する時間」と思っている人も多いかもしれませんが、このように日常に簡単に取り入れることができます。そして、日常に取り入れるからこそ、日々の自分の意識の変化も体感しやすいでしょう。短い時間からでもいいので、ぜひ取り入れてみて。
ライター/伊藤香奈
2012年、全米ヨガアライアンス200時間を取得。新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成、輩出する。2017年に、セミナー講師、ヨガインストラクター、ヨガワークライフコンサルタント、ヨガインストラクター向けキャリアアドバイスセミナー講師として独立。
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