人気ティーチャーの毎日ヨガと暮らし方|鈴木伸枝先生の場合
アーサナが美しかったり、ヨガ哲学への造詣が深かったり、ティーチングとともにその人柄も多くの人を惹きつける、人気ティーチャーたち。そんな彼らのヨガを育む、毎日の練習方法と暮らし方に迫ります。今回は、鈴木伸枝先生をご紹介!
鈴木伸枝さんってどんな先生?
ヨガインストラクター。パーソナルヨガスタジオ「ReleaseSpace」主宰。心身をベストコンディションに導く「調整力を引き出すヨガ」を教えている。ヨガインストラクターの育成にも携わり、これまで1000名以上を輩出。
「生活そのものがヨガ。生命が喜ぶ暮らしを心掛けています」
2018年、長年担当していたレギュラークラスを一気に手放したという伸枝先生にとって「今は自分の学びを深める期間」。自宅での練習は1年前から学び始めたマントラを唱えることから始まります。「そのあと足をほぐしてハーフナマスカーラ、余裕があれば太陽礼拝や立位のポーズをします。最近は夕方、近所の土手に出かけて練習することも。自然に触れると体も軽くなるんです」
マットの上で練習する時間だけがヨガではなく、生活そのものをヨガだと捉えていると伸枝先生。「食事、睡眠、思考など日々の生活で行っているあらゆることを通して、どうすれば自分の生命が喜ぶのか、観察しながら過ごすように心掛けています」
伸枝先生の毎日ヨガ:心と体を整えるマントラとヨガ
① 足指を1本ずつ回してウォーミングアップ
足の指を1本ずつ回しながら、足先をほぐす。体の緊張がほぐれ、呼吸も深まる。
② マントラを唱える
ヨガの練習を始めるときは、マントラの一節を唱えて心を整える。一般的なヨガクラスでよく登場する下記も、マントラ。意味を理解して唱えると、ヨガがもっと深まるはず。
Om(オーム):宇宙の波動の音。宇宙の始まりの音、根源の音と言われている聖音で、唱えることで、自分の源と繋がることができる。ヴェーディックチャンティングでは、「o」は3拍「m」は半拍の長さで唱える。
③ ハーフナマスカーラでウォーミングアップ
きたばかりの体を呼吸に合わせて動かし、心身を活性化させる。マントラを唱えながら行うことも。
1.両脚を揃え、両手を胸の前で合わせる。
2.吸う息で両手を上げ上体を反らす。
3.吐く息で体を前に倒し、前屈する。
4.吸う息で上体を伸ばす。視線は前。
5.吐く息で前屈し、吸ってロールアップ。
6.そのまま両手を上げ上体を反らす。
7.吐きながら胸の前で合掌をする。
鈴木伸枝先生お気に入りのヨガグッズ
朝起きたら部屋の空気を入れ替えて掃除をし、セージを焚くのが日課。「レッスンの前後にも必ず焚いて場を浄化しています」
ある日のスケジュール
6:00 セルフプラクティス・朝食・準備など
9:00 パーソナルレッスン・昼食
14:00 事務作業・勉強
19:00 レギュラーレッスン
21:00 夕食・セルフプラクティス・入浴など
23:00 睡眠
練習データ:週7 回/1日30 分〜2 時間/早朝と就寝前
1週間の仕事スケジュール
ヨガのレッスンと、自分の学びの時間のバランスを大切にしている。
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