デジタルライフで負担がかかり続ける首のケア【たった3分】首疲れ&こりほぐしストレッチ

 デジタルライフで負担がかかり続ける首のケア【たった3分】首疲れ&こりほぐしストレッチ
photo by photoAC
高木沙織
高木沙織
2025-02-17

仕事中はパソコン、それ以外の時間はスマートフォンを使うデジタルライフを送る中で負担がかかり続ける体の部位が首まわりの筋肉です。首の疲れやこりの原因はデジタル機器を使用している時の姿勢が関係していると分かっていても使わずにはいられないから悩ましいですよね。そこで今回は、首のこりや動かしにくさを感じる時におすすめのストレッチをご紹介します。

広告

現代人は首の筋肉を酷使しがち

一日の終わりに感じる首の疲れや筋肉のこり。首まわりの筋肉はバランスを取りながら重い頭を支え続けているため、常に負担がかかっています。ちなみに成人の頭の重さは体重の10%ほど。つまり体重50kgの場合だと頭は約5kgでボウリングのボウルとほぼ同じ重さを支えていることになります。

そして首の疲れの原因となる代表的なシーンの一つが、パソコンを使って作業をしている時です。首を少し傾けただけでも5kg前後の頭の重さが細い首の筋肉にかかり、首の後ろの筋肉の疲れ・凝りを引き起こします。顔の位置がパソコン画面と近づくほど首の後ろの筋肉で頭を支えることになり、より負担がかかってしまうので注意が必要です。

またスマートフォンの画面を見る時のあごを引いた姿勢は、首の後ろだけでなく首の斜め前の筋肉にも負担をかける姿勢です。

仕事中はパソコン、それ以外の時間はスマートフォンが手放せないデジタルライフを送り続けている人の中には、首が硬くて回しにくい、首を横に倒しにくい、首・肩にこりや痛みを感じるといった症状が増えているのではないでしょうか。そんな時は、ストレッチで疲れやこりをケアしてあげましょう。

【たった3分】首疲れ&凝りほぐしストレッチ

首まわりはとてもデリケートな部位なので、強い痛み・違和感があるときは無理に動かさないことが大事です。様子を見ながらストレッチをしていきましょう。

<やり方>

首ストレッチ
Photo by Saori Takagi

1)仰向けになり、膝を立てたら太ももをお腹に引き寄せ、手で膝を抱える

首ストレッチ
Photo by Saori Takagi

2)あごを軽く引いて、首の後ろをリラックスさせたら5回深呼吸。続けて、頭を床から持ち上げヘソをのぞき込む姿勢で首の後ろ~肩上部にかけての伸びを意識しながら5カウント

首のストレッチ
Photo by Saori Takagi
首のストレッチ
Photo by Saori Takagi

3)あぐらで座り、手でお尻の肉を外にかき出し、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せて骨盤を起こす。息を吐きながら顔を右に向ける

首のストレッチ
Photo by Saori Takagi

4)息を吸いながらあごを上げ、首の両サイドの筋肉をストレッチ。10秒キープしたら3)に戻り、2セット行う

首のストレッチ
Photo by Saori Takagi

5)息を吐きながらあごを引き、首の後ろのストレッチ。10秒キープしたら3)に戻り、2セット行う

6)同じように反対側も行う

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

首ストレッチ
首ストレッチ
首のストレッチ
首のストレッチ
首のストレッチ
首のストレッチ