【ガチガチ肩こりにおさらば】即効でほぐれる!簡単なのに気持ちがいい〔両手バンザイストレッチ〕


肩こりの原因の一つに、肩関節まわりの筋肉の緊張と血行不良があります。肩は、体重の10%以上もある頭と両腕を支えています。長時間同じ姿勢をすることで、さらに肩に負担がかかってしまいます。緊張した肩まわりの筋肉をほぐしていきましょう。
頭と腕を支える筋肉
首や肩まわりの筋肉は、頭と腕を支えているので負担がかかりやすいです。筋肉が硬くなることで、血流が悪くなり、肩こりの原因になります。
頭を支える筋肉
頭を支えている主な筋肉は、以下の3つです。。
・僧帽筋(そうぼうきん)…首から肩、肩甲骨周りにかけて背中側に広がっている大きな筋肉です。首や肩、肩甲骨の動きを支える役割があります。
・頭板状筋(とうばんじょうきん)…首の後ろにある筋肉で、頭から首にかけて存在しています。頭を後ろに傾けたり、回旋する際に働きます。
・頭半棘筋(とうはんきょくきん)…頭板状筋の下にある筋肉です。頭を後ろに傾ける際に働きます。

肩こりにつながる腕の動きに関係する筋肉
腕の動きに関係する筋肉は、たくさあります。その中で、肩こりにつながる筋肉をピックアップしました。
・肩甲拳筋(けんこうきょきん)…頚椎と肩甲骨をつなぐ筋肉です。肩甲骨をあげる動きや顔を横に向ける際に働く筋肉です。
一見、腕の動きとは関係なさそうに思えますが、両腕をバンザイする際に働きます。この筋肉を使うことで、肩や首こりの改善につながると言われています。
肩こりの予防策
肩こりを予防するためには、姿勢の改善が大切です。本来、背骨は緩やかなS字カーブを描いています。そうすることで、頭が身体の真上に位置することができます。
首や肩の負担をなるべく減らしながら、重たい頭を支えることができるのは、緩やかなカーブがあるからです。背骨や骨盤まわりの硬くなった筋肉をほぐしたり、前後左右の筋肉バランスを整え、緩やかなS字カーブを取り戻しましょう。

肩こり改善エクササイズ
肩こりを改善するために、先ほどご紹介した筋肉をほぐすエクササイズをご紹介します。
①あぐらをかいて座り、両手をバンザイします。両手のひらを外側に向け、手首をクロスして、手のひらを合わせます。

②息を吸って、吐きながら、上半身を左斜め前に倒します。

③息を吸って、真ん中に戻し、息を吐きながら、上半身を右斜め前に倒します。
④呼吸に合わせながら、交互に5回ほど繰り返します。
動画で確認したい方はこちら
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