9割の人は知らない、肩こり解消に必要な〈サボり筋〉のこと。肩こりの原因になる筋肉5つを整える方法
肩こり解消には動かすこともとっても大切。今回は肩こりの原因筋肉5つに合わせたストレッチやエクササイズをご紹介します。
肩こり解消に必要なこと
肩こりを解消するのに、筋肉を伸ばしたりほぐしたりするものと思っていませんか?
実は1箇所、使えていない筋肉があり、それが原因で肩こりを引き起こしています。肩こりの原因筋肉は主に5つ。僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、前鋸筋、小胸筋です。この中でも菱形筋という筋肉は硬くなっているというよりは使えていないことで、さらにそれぞれの筋肉の強張らせてしまうので鍛える必要がある箇所です。
では5つの筋肉について確認しながらそれぞれをにアプローチするストレッチ、エクササイズをして効率よく肩こり解消していきましょう!
肩こりの原因5つの筋肉に合わせたケア方法
僧帽筋
場所 首から肩・背中にかけてひし形に広がっている大きな筋肉
役割 肩甲骨や首の動きなどに関わる
肩甲挙筋
場所 首の骨と肩甲骨をつなげる筋肉
役割 肩甲骨を上や内側に引く動作
僧帽筋と肩甲挙筋は、主にスマホやパソコンを見るために前のめりになった頭を支えることで、筋肉が緊張し肩こりにつながります、
ストレッチ方法
1)右手を左の耳の後ろに添える
2)頭頂を右斜め前に見せるように顎を引く
3)左の手の甲を背中に当てる
4)両腕の力を抜き、左斜め後ろの首筋から肩にかけて伸びを感じながら30秒キープ
反対も同様に行う。
菱形筋
場所 首から背中上部にかけてあり、肩甲骨の内側と背骨をつなぐ筋肉
役割 肩甲骨を内側や上方に引き寄せる動き
ここは硬くなっているというよりは、弱くなってることで姿勢不良を起こして肩こりに繋がるので、鍛えるべき筋肉。
ストレッチ方法
1)両手を前に伸ばし、お腹を見ながら背中を丸め、背中上部に伸びを感じる
2)両手を横に伸ばし、手のひらを上に向ける
3)肘を曲げ、肩甲骨を後ろで寄せながら胸を張る
1)〜3)を30回繰り返すことで菱形筋を伸ばす、鍛えるの両方ができます
前鋸筋
場所 脇の下全体に広がっており、胸の外側中心から肩甲骨につながる筋肉
役割 腕を前に出す、呼吸に関わる筋肉
ここが硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり、血行不良になることで肩こりを引き起こします。
ストレッチ方法
1)左手を右の脇腹に添えて、右手は頭の後ろに添える
2)上体を左に倒し右の体側(左手を添えている場所)に伸びを感じる
3)そのままの体制で、深呼吸を5回繰り返し伸びを深める
反対も同様に行う。
小胸筋
場所 胸の筋肉で、肩甲骨と肋骨をつないでいる
役割 肩甲骨を安定させる、呼吸に関わる
この筋肉が硬くなると巻き肩になりやすく、背中側の筋肉が緊張して肩こりにつながる
ストレッチ方法
1)右手を横に伸ばし、手のひらは天井へ向け、そのままさらに腕を後ろへ引っ張る
2)左手は右の肩の内側に添えて、そこに伸びを感じながら呼吸で伸び深める
3)5呼吸キープしたら反対も行う
動画を見ながらやってみよう!
今回紹介した内容を1つの動画にまとめました。是非動画を見ながら動きの確認をし、実際に動いてみてください。一連行ったあとは肩こりがスッキリするだけでなく呼吸もしやすくなって気持ちも晴れやかになりますよ!
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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