【頑張りすぎな人のためのリラックス呼吸法】耳をふさいで呼吸を聞くストレスヒーリング
暑い日が続き疲れがたまって体調を崩す人も多いこの時期。ストレスを抱えたままにしていないですか? そう感じている人におすすめの、呼吸を使って自身に意識を向けるストレス解消法をご紹介します。周りの状況をすぐに変えることは難しくても、自身の状態を変えることで、ストレスとの向き合い方も変わってきますよ。
ストレスを感じている状況とは…
ストレスを感じていると薄々は気付いていながらも、「仕方ない」「自分が我慢すればいい」と気づかないふりをしていませんか?
ストレスを感じた時に出てくる身体と心の症状
・身体的症状
頭痛
消化不良
睡眠障害
食欲の変化
心拍数の上昇
免疫低下
・心的症状
不安感を持続的に感じる
些細なことにイライラする
周りの変化を受け入れられなくなる
気分が落ち込みやすくなる
興味や喜びを感じにくくなる
上記のような状態が続くと、抗うつ状態になることもあります。
そのストレスをそのままにしておいても、良い方向に向かうことはあまりありません。周りの状況が変わらなくても、自分の状況を変えることで感じることや行動を変えることができます。
呼吸が持つストレスに与える効果
私たちが無意識に行っている呼吸。生きる上では欠かせないものとは分かっていながらも、その効果や呼吸を深めるメリットについては周知されていないのも事実です。酸素を運ぶだけではない、呼吸の効果。いつでもどこでもできるものだからこそ、そのしくみをぜひ理解してください。
呼吸を深めるメリット
・リラックス効果、血圧の安定、酸素供給の向上、免疫力の向上、内臓のマッサージ効果
・ストレス軽減、集中力の向上、感情の安定
・不安やうつ症状の軽減、睡眠の質向上、自己肯定感の向上
・疲労回復、体内のデトックス、姿勢が良くなることでの筋肉の緊張緩和
心と体を軽くする「簡単呼吸法」
※立ったままでも、座っていてもOKです。
1、トイレやお風呂、キッチンなど、一人になれて安心できる場所で行うのがおすすめです。
2、両手のひらで耳を覆います。
3、状況に慣れてきたら、ゆっくりと目を閉じましょう。目や耳からの情報を一旦遮断します。
4、ゆったりと呼吸を続けましょう。自分から出ている呼吸の音を聞き、身体の内側の振動を感じていきます。
5、落ちついてきたら、ゆっくりともう一息吸い、目を開けてゆったりと吐いていきましょう。
詳しい内容は、動画からも確認いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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