1日の終わりに感じる〈足の重だるさ〉がスッキリ!むくみ解消エクササイズ【座ったままできる】
一日の終わりに足のむくみがひどくお悩みの方も多いのではないでしょうか。毎日座りっぱなしの生活の中でもむくみ解消のためにできるをやりたいという方のために、今回は座りながらできるむくみ解消エクササイズをお伝えします。
足のむくみ・疲れ・重だるさの原因
夜になると足の疲れが溜まり、足がパンパンにむくみ、重だるく感じる方も多いと思いますが、そんな方は同じ座り姿勢でいる時間が長く、歩くなど足を動かすことがない生活になっているかもしれません。
足のむくみ・疲れ・重だるさの原因は、足を動かさない状態が続き血流がどんどん低下し、足先の血液やリンパ液などの体液が滞るからと考えられています。
滞った血流&リンパ液を促すために足を動かす
足のむくみ・疲れ・重だるさを解消するためには、足に溜まった血液やリンパ液などの体液を循環良く、スムーズに心臓に戻し流すことがとても大事になります。そのために、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎをしっかり動かす=歩くことはとても有効です。
ただ、なかなか歩く時間が取れない方も多いと思うので、座りながらでも足を動かすことを積極的に取り入れていきましょう。
特に意識したい足の部位
座りながら足を動かす時、特に意識して欲しいのは
・足首…足全体の動きを良くする
・ふくらはぎ…下半身に流れてきた血液を心臓へ送り返すポンプの役割がある
・太もも…太ももは身体の中でもとても大きな筋肉で、太ももの付け根の内側には大きな動脈、静脈が通っており血液の流れを促進させる。そけい部にはそけいリンパ節もあり、血液・リンパ液などの循環のために大きな役割を担っている
座ったままでOK!足のむくみ解消エクササイズ
今回は座ってできるエクササイズを3つお伝えします。正しい姿勢でエクササイズを行うために、必ず背もたれのある安定した椅子で行ってください。
エクササイズ1
<やり方>
1)背筋を伸ばし、浅く腰掛ける
2)かかとを上げたり、下げたりを繰り返す
3)両手で座面をとらえながら両脚を前に伸ばし、床から少し浮かせ足首をゆっくり回す
エクササイズ2
<やり方>
1)片足を引き寄せ、両手を組んだ状態で足裏へ
2)背筋を伸ばし片足を心臓より上へ。膝はどれだけ曲げても大丈夫です
3)つま先を自分側へ、かかとを遠くへ蹴り出す。ふくらはぎの伸びを感じながら深呼吸
4)上げていた足を戻し、床につく
5)反対足も同じように行う
エクササイズ3
<やり方>
1)椅子の背もたれが右側にくるように設置し、右手で背もたれをつかみながら、右のお尻で座る
2)右手は背もたれをつかみ、右足は足裏をしっかり床に着け、かかとの上に膝がくるところまで踏み込む
3)左足はつま先を立てて後ろに引き、かかとを押し出すように伸ばす。左足のそけい部が心地良く伸びるのを感じながら深呼吸する。左手は左のお尻を後ろから軽く押す。もしくは、左手を天井へ伸ばす
4)左足を右足に揃え、最初の姿勢へ戻る
5)反対足も同じように行う
AUTHOR
元田裕子
ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。
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