腰痛・むくみ・生活習慣病…長時間のデスクワークには危険がいっぱい!お手軽!椅子ストレッチで対策

 腰痛・むくみ・生活習慣病…長時間のデスクワークには危険がいっぱい!お手軽!椅子ストレッチで対策
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長時間の座りっぱなし作業は体に良くないとはわかっていても、机に向かわざるを得ない…という人も多いと思います。本日は椅子に座ったままでも簡単にできるストレッチをご紹介。長時間のデスクワークからくる腰痛や下半身のむくみをすっきりさせましょう。

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座りっぱなしは何が悪い?

現代人は昔と比べて座っている時間が長くなっていると言われています。仕事や勉強など、机に向かう理由は人それぞれですが、座りっぱなしは体に良くないということを知っている人も多いと思います。

座りっぱなしはなぜ体に悪い?

なぜ座りっぱなしが良くないのかというと、運動不足になったり、筋肉が使われない状態になったりするからです。立ったり動いたりしているときと比べて、座りっぱなし=動かないでいることは、エネルギーの消費量は極端に少ない状態。もちろん筋肉も動かされないままなので、代謝機能も低下する一方です。

こういった状況で運動を始めてもすぐに疲れてしまうため、ちょっとした散歩でもつらく感じて、その結果ますます体を動かすことから遠ざかる…といった負の連鎖に陥ってしまいます。

そういった積み重ねが、糖尿病や心疾患といった生活習慣病につながったり、腰痛や下半身のむくみといったトラブルを引き起こしてしまいます。

デスクワークで腰痛
イラストAC

1時間に1回は立ち上がる習慣を

とはいえ、仕事などで椅子に座らざるを得ない人も多いですよね。忙しい時は、最低でも1時間に1回程度、トイレ休憩として席を立つとか、その場で背伸びをするなど、意識的に体を動かすようにしましょう。

帰宅時に1駅分で長く歩く、エレベーターを使わずに階段を利用する、といったように、デスクワーク以外の時間で少しでも運動量を増やすことも大切です。

運動不足解消! お手軽! 椅子ストレッチ

座った状態が続くとお尻~もも裏の筋肉は圧迫されたままになり、お腹や腰回りが疲れてきます。ストレッチで心地よく刺激しましょう。今回は、椅子に座った状態でできるストレッチを3つ紹介いたします。仕事の合間やひと息つけそうなタイミングで実践してみてください。

ストレッチの流れ
Photo by Sayaka Utsunomiya 

基本姿勢:椅子に浅く腰かけて、握りこぶし一個入る程度に脚の間を開いておく。

もも裏のストレッチ

右脚を前に出してかかとを床につきつま先を上げる。息を吐きながら上半身を前に倒す。脚を入れ替えて反対も同様に行う。

お尻のストレッチ

右足のくるぶしを左ももの上に置くように脚を組み、息を吐きながら上半身を前に倒す。脚を入れ替えて反対も同様に行う。

脇腹〜腰のストレッチ

右脚を上にして脚を深く組み、上半身を右にねじる。脚を入れ替えて反対も同様に行う。

※どのストレッチも両方の坐骨が椅子に当たっている状態で行ってください。ストレッチ中は自然な呼吸を繰り返しながら、気持ちいい〜痛気持ちいい程度の伸びをキープしましょう。

ストレッチの詳細は以下動画からも確認いただけます

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AUTHOR

宇都宮明香

宇都宮明香

五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。



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