〈股関節がガチガチに硬い人向け〉バスタオルで負担を軽減!寝たままできる股関節のゆるストレッチ

 〈股関節がガチガチに硬い人向け〉バスタオルで負担を軽減!寝たままできる股関節のゆるストレッチ
AdobeStock
須藤玲子
須藤玲子
2024-06-12

股関節がガチガチに硬くて、一般的なストレッチがつらい人必見!寝たままできるゆるストレッチのご紹介です。丸めたバスタオルやブランケットなどを使うので、負担がかかり過ぎず、無理なくキープできますよ!

広告

体が硬い人はここを意識!ストレッチのポイント

ストレッチには、筋肉の緊張を解き、関節の可動域を広げるメリットがあります。でも、ガチガチに硬くなった状態ではなかなか効果を感じられないこともあるはず。日ごろから体が硬い…と感じている人は、3つのポイントを意識してストレッチを行いましょう!

1快適さを重視する

伸びた時に「気持ちがいい!」と感じられるのがストレッチです。痛みと戦いながら行うのはNG。かえって筋肉を傷つけてしまうことがあり危険です。反動をつけるのもケガのリスクにつながり、おすすめできません。苦痛に感じる時は、一度リセットしてから再びトライしましょう。余分な力を抜き、リラックスして行うことが大切です。

2深い呼吸と共に行う

ストレッチを快適に行うためには、呼吸も大切です。呼吸が浅くなったり止まってしまったりするのは、無理をしている証拠です。ストレッチを緩め、まずは呼吸を整えます。負荷がかりすぎないように調節しましょう。

3伸びているところを意識する

どこにアプローチしているか、伸ばしたいところが伸びているか、意識を向けることも大切です。伸ばしたい部分に効いていない時は、ストレッチの強度や、やり方が自分に合っていないかもしれません。体の位置を変えながら、ちゃんと効く形を選びましょう。

ガチガチの股関節を無理なくほぐす!寝たまま簡単にできるゆるストレッチ

柔軟性に自信のない人でもやりやすいように、丸めたバスタオルやブランケットをサポートグッズとして使います。

やり方

1)両膝を立てた仰向けで寝て呼吸を整える

両膝を立て仰向けで寝た体勢
Photo by Reiko Sudo

2)左脚を伸ばし、左右のお尻を均等に床におろす

右脚を伸ばし左膝を立てた仰向けの体勢
Photo by Reiko Sudo

3)右膝を外に倒し、右股関節にアプローチ。左のお尻が浮いて体が右に傾かないように、右腿の下に丸めたバスタオルを挟む(骨盤の位置を床と並行に保つ)
肘を軽く曲げ、両手をバンザイする。股関節を緩め、下腹部から背骨を軽く伸ばす(10~20秒キープする)

右脚を伸ばして左膝を外に倒した仰向けで、左腿の下にブランケットを挟んだ左股関節のゆるストレッチ
Photo by Reiko Sudo

4)脚を入れ替えて反対側も同様に行う

ポイント

無理のない範囲で程よく股関節を刺激するストレッチです。丸めたバスタオルを使って骨盤を安定させ、股関節まわりの緊張を解きます。また、片方ずつ行うことで、ストレッチの負荷を軽減することができます。
お尻を固めないこと、余分な力を抜くことも大切!両手をバンザイすると腰が反れる場合は体側に戻しましょう。じんわり広がる股関節まわりに深い呼吸をおくりながら、リラックスしてやってみてくださいね!

広告

AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

両膝を立て仰向けで寝た体勢
右脚を伸ばし左膝を立てた仰向けの体勢
右脚を伸ばして左膝を外に倒した仰向けで、左腿の下にブランケットを挟んだ左股関節のゆるストレッチ