【運動苦手な更年期女性に】老け見えや心身の不調の解消!壁を使ってできる簡単美姿勢エクササイズ

 【運動苦手な更年期女性に】老け見えや心身の不調の解消!壁を使ってできる簡単美姿勢エクササイズ
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猫背や巻き肩などの崩れた姿勢は実際の年齢よりも老けた印象を与えるだけでなく、心身の不調にもつながることがあります。そこで今回は、運動が苦手な方&更年期女性におすすめの壁に寄りかかってできる簡単美姿勢エクササイズをご紹介します。

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姿勢の悪さが与える影響

猫背
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姿勢が悪くなるとだらしなく見えたり実際の年齢よりも老けて見たりと言った外見に影響があるのはもちろん、特定の筋肉が緊張しすぎたり弱くなったりして、首や背中、腰に慢性的な不快感や痛みを引き起こす原因にもなります。さらに、悪い姿勢は内臓に余計な圧力をかけ、消化不良や胃の不快感など消化器系に影響を与える場合もあります。

また、猫背や巻き肩の姿勢は胸が縮こまっているため呼吸が浅くなりがち。深い呼吸は副交感神経を活性化しリラックスを促しますが、浅い呼吸が続くとその働きが減少し、自律神経のバランスが乱れてストレスを引き起こしことも。姿勢が悪いことは体と心にも影響を与えます。

更年期の女性が姿勢に気をつけたい理由

スマートフォンの長時間利用や仕事や勉強でのデスクワークなどが原因で年齢や性別に関わらず姿勢の悪化が起こりやすい時代ですが、それに加えて更年期の女性は姿勢が悪くなりやすいと言われています。その理由は、骨密度と筋力の低下です。姿勢は骨と筋肉によって維持されるためこれらの強さが大切ですが、更年期世代の女性はホルモンの分泌量低下にともなって骨密度が低下することがあります。そして、30代頃から始まる筋肉の減少が更年期以降に加速することもあり、年齢を重ねるごとに姿勢を支える骨や筋肉が弱くなって姿勢の維持や改善に影響を与えてしまいます・

姿勢の改善にストレッチや筋トレは効果的だと分かっていても、運動が苦手だとなかなか実行に移せないかもしれません。そこで今回は、そんな方でも取り入れやすい、壁に寄りかかった簡単なエクサイズをご紹介します。姿勢改善の第一歩としておすすめです。

正しい姿勢を意識して!壁を使った簡単美姿勢エクサ

<やり方>

姿勢改善
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1)壁に背中をつけ両脚を伸ばして座る。肩甲骨と後頭部も壁につける

姿勢改善
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2)手のひらを下に向けて両腕を肩の高さ程度に横に開く。上腕を壁につけたまま肘を曲げて、指先を正面に向ける

姿勢改善
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3)肘を壁につけたまま前腕を上げて、手の甲は壁につける

4)胸を少し引き上げるようにして肩と肘手の甲を壁につけた状態で5回ほどゆっくりと呼吸をする

5)終わったら腕を下ろして楽な姿勢に戻る

姿勢改善
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座っているよりも壁の前に立って行う方がやりやすい場合もあるので、無理なくできる方を選んでくださいね。

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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姿勢改善
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