ガチガチ腰痛がふわっと軽くなる【クッションの上で揺れるだけ】寝る前1分の腰ほぐし
腰痛持ちさん必見。翌朝の腰がふわっと軽く感じる「腰ほぐしストレッチ」のご紹介です。あわせて、ストレッチの効果が倍増するためのちょっとした工夫もお教えします。
ガチガチな腰を素早くほぐす秘訣とは?
腰がガチガチに硬くなってしまうと身体全体が重だるく感じてしまうだけでなく、身体の要である背骨がうまく機能しなくなる可能性もあります。
背骨の機能の中には背骨内の重要な神経を保護する役割や、重たい頭部を支えたり、身体全体の動きがスムーズに行えるように調節する役割などがありますので、背骨を守るためにも腰の硬さは小まめに解消していきましょう。
慢性的に腰が硬くなっている人のために、今回は、ちょっとした工夫で素早く効率よく腰がほぐれる秘訣もご紹介します。
「腰ほぐし」はシャワーやお風呂上がりのタイミングで
こり固まった筋肉は、内部にある毛細血管が圧迫されている場合があり、悪化するとまわりの組織などに微細な傷ができてしまうケースもあります。そうなってしまうと、身体は警告としてヒスタミンやブラジキニンといった痛み感じさせる物質を分泌させます。
特に腰まわりは背骨の中でも一番負担がかかりやすくこり固まりやすい場所。こった筋肉をそのまま放置すると、こりや痛みは増すばかり。悪循環に陥ってしまいます。そんな悪循環を断つ方法として最適なのが、お風呂上がりなど、身体が温まった血流の良い状態で、ゆっくりストレッチをすることです。
ストレッチの前にまずは「緩める」
カチコチにこり固まってしまった腰まわりの筋肉は、筋肉だけでなく背骨に付着している腱の部分も短くなっていて、背骨の骨同士がぎゅーっと圧迫されているような状態になっています。キツイ靴を無理やり履いて、足指が靴の中で窮屈になっている状態をイメージするといいかもしれません。
そこで、まずはキツイ靴を脱いで足指を解放してあげるように、腰まわりの固まった筋肉を緩めましょう。第三者の手でマッサージしてもらうのも効果的ですが、自分で行う場合は、ただ腰まわりを脱力させながらゆらゆらと動かすだけでも筋肉や関節まわりの過度な緊張を和らげることに繋がります。
寝る前1分の腰ほぐしストレッチ
※クッションや枕、またはバスタオルを使用します。厚みがあればあるほどストレッチ強度が上がりますので、心地よく感じる厚さに高さを調整して下さい。
①骨盤がちょうどクッションもしくは枕の上に乗るように調節して仰向けになり、両腕を横へ開きます。全身の力をリラックスさせながら深呼吸を3回行いましょう。
②腰まわりをリラックスしたまま、骨盤を左右にゆらゆらと小刻みに10秒ほど揺らします。
③ゆったりと呼吸を続けながら、両手で両膝を抱え体を丸めて10秒間キープします。終わったら②〜③の動きをあと2回繰り返しましょう。
▼分かりやすい動画で確認したい方はこちら▼
AUTHOR
Masako Janeway
ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。
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