肩こりの意外な原因は「運動不足」…肩こりがその場で緩和される魔法のようなメソッド
「体の不調で特にどこが気になりますか?」と聞かれたら、真っ先に思いつくのが「肩こり」という人は多いのではないでしょうか?それほど肩こりで悩まされている人が多い現代。今回は運動が苦手、運動不足気味の方にぜひ知っておいてもらいたい肩こり緩和エクササイズをご紹介します。
そもそもなぜ肩こりになるの?
肩こりが慢性化し、「肩がこっても仕方ない…」と思っている方も多いかもしれません。しかし、なぜ肩がこってしまうのでしょうか?
肩こりが起こる理由の一つは、長時間首や背中が緊張した状態が続くことです。デスクワークや勉強をする時、自分にとって座り心地の良い姿勢が首や背中にとって快適であるとは言い切れません。例えば、猫背は背中を丸めて脱力できているように見えますが、首にも背中にも本来必要のない力がかかってしまい、それに伴って肩の筋肉も凝り固まりやすくなります。こうなると血行が滞り、肩こちがさらに悪化することに。
また、運動不足も肩こりの原因の一つです。運動不足が続くと筋力がどんどん落ちていき、筋力が弱まった状態で正しい姿勢を常にキープできるかは至難の業。猫背や前かがみ姿勢が多くなり、肩の筋肉がどんどん硬くなっていきます。
肩こりは放置していると…
「肩こりなんて現代病だし、みんななっているから今すぐ治す必要なんてあるの?」「いつもこっているから今治してもまたすぐに戻っちゃうでしょ」と思っている方もいるかもしれません。
確かに肩がこっているだけならそう思えるかもしれませんが、肩こりは悪化すると血行が悪くなり、脳に十分な酸素や栄養が行き届かず、頭痛を引き起こしやすくなるリスクがあります。また、肩や腕、手先などに痛みや痺れといった症状も引き起こしやすくなります。「たかが肩こり」と思っている方は注意が必要です。
肩こりがその場で緩和!魔法のような肩こり緩和メソッド
仕事などが忙しい、運動をしている暇や自分の体をケアする時間なんて到底ないと感じている方ほど、肩こりはひどくなっていきます。
今回は忙しい方でもスキマ時間にできる肩こり緩和メソッドをご紹介します。マットを用意する手間もなくどこでもできる肩こり解消方法です。「体が硬くてヨガは苦手なんて…」と思っている方でも、無理なくほぐすことができるので、運動不足を感じている方こそやってみましょう。
<やり方>
1)マットの上で楽な姿勢になります。マットの上でなくイスに座ったままでもOKです
2)両手を横に広げ、手を握ります
3)両ひじを軽く緩めたら、小指側を天井に向けます
4)そのままの状態で腕を後ろ側へ回します。肩に力が入りやすいので肩の力を抜きながら行うのがポイントです
5)まずは5回回してみて、もう少し頑張れそうであれば10回トライしてみましょう
簡単な動きですが驚くほど肩まわりが刺激されます。一時的に血行も良くなり気持ちもスッキリしますよ。1日1回から始めてみましょう!
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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