【放置しておくと危険な肩こり…】バンザイして肩を回すだけ「頑固な肩こりがすっきりする1ポーズ」

 【放置しておくと危険な肩こり…】バンザイして肩を回すだけ「頑固な肩こりがすっきりする1ポーズ」
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新年度もスタートして、デスクワークや細かい作業に追われている人も多いのではないでしょうか。そんなときは知らず知らずのうちに肩に力が入っている状態。肩の力を抜きながら、肩こり解消を目指すバンザイヨガをお伝えします。

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放置しておくと危険な肩こり

肩から首にかけての部分が固まった感覚や、重くなっている感覚、肩こりにもさまざまなタイプがあります。

肩こりが起こる原因としては、筋肉が硬く血流不足となっている場合がほとんどです。また、肩こりを感じるのが女性に多い理由としては、「筋肉量が少ない」「冷えている」「細かい作業をする人が多い」「ホルモンバランス」によるものがほとんど。ひどくなると、肩や腕だけでなく、指先に痛みやしびれが出てくる人もいます。

さらには肩こりによる筋肉の緊張が首周りにも伝わることで、頸椎(けいつい)を通る神経を包み込んでいる神経膜が傷つき炎症をおこして、神経痛に至ってしまう場合もあるので、注意が必要です。

肩こりイラスト
illust AC

耳と肩の距離を広げよう!

肩こりに悩む人の多くは、肩が上がっていて耳と肩のスペースが狭くなっています。腕を上げる際も、腕を上げるというよりは、肩から一緒に持ち上げてしまうため、首周りや肩周りがつまっている感覚になる人も多いのではないでしょうか。

本来であれば、重い頭を支えるために首の骨(頸椎:けいつい)は緩やかなカーブを保ち、耳と肩の距離も離れています。しかし、日常生活で崩れた姿勢で長時間過ごしたり、ストレスなどが原因で肩に力がずっと入った状態になっていると、首や肩の筋肉は緊張状態が続きます。そういったことが負担となり、こりへと繋がってしまうのです。

肩の力を抜いて柔らかくするバンザイヨガ

緊張状態を解き、硬くなった筋肉を柔らかくすることで、血流が良くなりこりも手放せるようになるストレッチです。

1、両脚を肩幅程度に開き両手を真横に下ろして、まっすぐ立ちます。

2、息を吸いながら、ゆっくり肩だけを上げましょう。ぎゅっと力を入れて縮こまらないようにします。

肩①
photo by Naoko Iwasaki

3、吐きながら肩を外側に広げるようにして、肩の位置を下げ、耳と肩の距離を広げます。これを3回繰り返しましょう。

4、吸いながら両手を上げて、吐きながら肩の位置を下げましょう。

肩②
photo by Naoko Iwasaki

5、吸いながらさらに背筋を長くし、吐きながら腕を外側に回しながら下ろします。呼吸に合わせて心地よく続けましょう。

詳しい説明は、こちらの動画からご覧いただけます。

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AUTHOR

岩﨑奈緒子

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。



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