鎖骨の角度を気にしてる?【たった1分でイイ◎鎖骨エクサ】鎖骨を整えて巻き肩もいかり肩も解消!
すっと横に広がる鎖骨は上半身の印象を大きく左右するパーツです。この鎖骨は、美しさに関わるだけではなく、姿勢、肩の可動域、肩こりとも関係が深いんですよ。
鎖骨とは
鎖骨はS字状の形をしている長い骨で、胸の中央の胸骨と背中側の肩甲骨と連結しています。鎖骨には肩の三角筋、胸の大胸筋、首の胸鎖乳突筋、鎖骨下の鎖骨下筋、首から肩に繋がる僧帽筋(上部)など多くの筋肉が付着しています。
鎖骨の角度
ご自分の鎖骨を見た時に、喉元から肩側に向かって逆ハの字になり水平よりも指3本以上上がっている場合は、肩が内側に巻いていたり肩の位置が上がっている可能性があります。目安として、水平から指1~2本ていど上がっている状態が良いとされており、逆に水平かそれよりも下がっている場合は、肩が下がりすぎています。骨の変形の可能性もあるためあくまで目安とはなりますが、鎖骨の角度は付着する筋肉の状態やご自身の姿勢を知る指標にもなるため、日頃からその日の鎖骨の角度を気にされると良いですよ。
姿勢や寝相が悪いなどの生活習慣や、無理な力が加わることで鎖骨の位置がずれてしまうと、残念ながら肩の可動域はどんどん小さくなっていきます。でも大丈夫です!鎖骨に付着する筋肉をほぐしながら肩を動かすことで、わりと簡単に鎖骨の角度は整えることができます。鎖骨を意識しながら肩を動かすと、鎖骨と連結する肩甲骨の動きも良くなるため、肩の可動域が広がり姿勢も整っていきますよ。
今回の動きは肩の位置を整え肩まわりの血行を促すこともできるため、肩こり改善も大いに期待できます。水平よりやや上がった鎖骨に整えて、美しいデコルテと機能的な体の両方を手に入れましょう。
鎖骨エクサのやり方
1)鎖骨の下を胸の中央から肩に向かって指圧してほぐす。
2)鎖骨の下(肩に近いあたり)を指圧しながら、肩を内に巻く×後ろに引く。この動きを10回ていど繰り返す。
3)鎖骨の下(肩に近いあたり)を指圧しながら、肩を上げる×下げる。この動きを10回ていど繰り返す。
4)反対側も同様に行う。
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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