【猫背が悪化してしまう寝方とは?】寝る前3分!猫背改善のための寝方と「背骨ほぐし」

 【猫背が悪化してしまう寝方とは?】寝る前3分!猫背改善のための寝方と「背骨ほぐし」
AdobeStock
Masako Janeway
Masako Janeway
2024-02-16

猫背が気になる方必見!寝方によっては猫背が悪化しやすいことがあるのをご存知ですか?今回は猫背の方におすすめの寝方や寝る前の猫背改善背骨ほぐしをご紹介します。

広告

猫背改善に近づく寝方とは?

目の疲れ、首や肩こり、腰の張り、便秘など猫背が原因で起こる身体の不調は色々とありますが、寝方によっては猫背が改善しやすくなったり、悪化に繋がる可能性があるのをご存じですか?
今回は猫背の方に意識していただきたい寝方のポイント2つをご紹介します。

まずは仰向けで寝てみる

猫背姿勢とは下のイラストのように背中が丸くなり頭部が前に出ているような姿勢ですが、このような姿勢になると内臓が圧迫されやすく便秘など消化器系の働きが悪くなることがあります。また肋骨の動きも狭くなりやすく呼吸も浅くなりやすく疲労回復力や睡眠の質の低下にも繋がります。

出来るだけ就寝中は猫背による内臓の圧迫を軽減出来て、呼吸もしやすい姿勢=仰向け」姿勢でまずは寝てみることをおすすめします。また猫背の方にとっては仰向けになるだけでも背骨や身体の前面が軽くストレッチされることになるの猫背改善に繋がります。

猫背イメージ
イラストAC

適度な寝返りと枕をチェック

猫背の方もそうでない方も就寝中はある程度の寝返りをすることで体圧が分散され、一部の関節や筋肉へ負担がかかることが避けられるますので、大人の場合は8時間睡眠の中で約10回〜30回の寝返りが理想とされています。

猫背改善のために枕なしの方が背筋が伸びそうなイメージがあるかもしれませんが、実は適度な高さのがある方がお首や頭部のナチュラルなポジションが保てるのと、寝返りの際には肩への圧迫が少なくスムーズな寝返りが行われやすいのです。また、枕が高すぎると猫背が悪化することもありますので注意しましょう。

※骨格には個人差もありますので、下のイラストはあくまで目安となります。ご自分に合った枕の高さを選ぶのが難しい場合は寝具選びのプロに相談することもおすすめです。

枕の高さ
イラストAC

【寝る前の猫背改善!背骨ほぐしストレッチ】

※寝る前に背骨をほぐすことで背骨のアライメントを改善することに繋がりますが、その以外にも猫背の方へおすすめの仰向け姿勢が行いやすくなる事とスムーズな寝返りのどちらにも効果があるのでお勧めです。

①前腕が並行になるようにし、両肘はそれぞれの肩の真下にくるようにして四つ這いの姿勢になります。この時に両膝は腰幅程度ひらいておきます。

背骨ほぐしストレッチ
photo by Masako Janeway

②両肘を固定したまま上半身で円を描くように動かします。右回り左回りそれぞれ5回ずつ

背骨ほぐしストレッチ
photo by Masako Janeway

③ 一旦①のポジションに戻ります。次に大きく息を吸って、ゆっくり吐きながら両腕の間に頭を入れ込むようにして背中を丸め、ゆっくり息を吸いながら軽く背骨を反らせて2〜3メートル先の床を見るようにします。この背骨の「丸める」と「反らせる」の動作をマイペースで5回程度繰り返します。

背骨ほぐしストレッチ
photo by Masako Janeway

【分かりやすい動画でご覧になりたい方はこちら】

 

広告

AUTHOR

Masako Janeway

Masako Janeway

ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

猫背イメージ
枕の高さ
背骨ほぐしストレッチ
背骨ほぐしストレッチ
背骨ほぐしストレッチ
【猫背が悪化してしまう寝方とは?】寝る前3分!猫背改善のための寝方と「背骨ほぐし」