仕事終わりの「つらい腰痛」に【片脚たった5回だけ】腰痛の原因「腸腰筋の硬さ」を和らげるストレッチ
デスクワークや運転など座り時間が長く続くと腰まわりにだるさや重たさ、痛みを感じる方も多いと思います。その原因はもしかしたら腸腰筋の硬さかもしれません。
腸腰筋とは
腸腰筋とは腰椎や骨盤から脚についている腸骨筋と大腰筋を合わせたインナーマッスルのことを指します。上半身と下半身を繋ぐ、唯一の重要な筋肉です。主に股関節を屈曲させて脚を持ち上げる機能があり、歩く、走るなど日常的に使われています。また、姿勢を保つ役割も持っています。
普段意識することがないかもしれませんが、ここでご自身の腸腰筋の硬さをチェックしてみましょう。
<チェック方法>
1)仰向けになり脚を伸ばす
2)右膝を曲げて両手で抱える
3)ゆっくりと膝を胸に近づける
4)ほとんどの方が左右差があるので、反対側も行う
伸ばしている左脚の膝が曲がったり床から浮いたりしてしまう方は左側の腸腰筋が、右側が浮いてしまう方は右側の腸腰筋が硬くなっています。
座りっぱなしで腸腰筋が硬くなる
前述した通り、腸腰筋は姿勢を保つのにも大切な役割を持っています。しかし、座りっぱなしの姿勢が続くと腸腰筋はギュッと縮んだまま硬くなってしまい、正しい姿勢を保つことが出来なくなり腰や前ももの張りを引き起こしてしまいます。それが腰痛に繋がってしまうのです。
今回お伝えするストレッチは硬くなった腸腰筋を柔らかく伸ばし、腰まわりの負担を軽減することで腰痛の改善を目指します。片脚をたった5回伸ばすだけの簡単なストレッチなので運動が面倒という方も、お風呂上がり身体が温まっている時などにやってみてくださいね。
たったこれだけでOK!腰痛改善腸腰筋ストレッチ
<やり方>
1)四つん這いになり、両手を一歩前に出す
2)右足を右手の内側に下ろす
3)両手を右ももの上に乗せる
4)息を吸いながら背中を伸ばし、息を吐きながら股関節を真下に下ろし、床へ近づける。左のももの付け根の伸びを感じる
5)息を吸って戻す、息を吐いて下ろす動きを5回繰り返す。上半身は真っすぐのまま、右膝も真っすぐ前に向ける
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
mai
『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。
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