PC作業が多い人ほどやってみて!寝っ転がってひねるだけ【巻き肩・猫背を解消】する方法
スマホやパソコンの操作時間が長い生活が続くと、気付いたら巻き肩や猫背になっているかもしれません。放っておくと肩こりや背中のこりにもつながるので、早めの対策が必要。寝ながらできる巻き肩改善ストレッチをご紹介します。
巻き肩とは?
巻き肩は、左右の肩が前方に出て、内側へ入り込んだ状態です。肩だけが丸まることを巻き肩と言いますが、放っておくと背中まで丸まってしまい、猫背になってしまいます。
スマホやゲーム、パソコンを使う際、画面に顔が近づき腕が内側に寄せられた姿勢になっていませんか? これが巻き肩の原因となります。また横向きでの寝姿勢や運動不足なども巻き肩になりやすいので注意が必要です。
巻き肩になるとさまざまな不調も出現
巻き肩になると、胸の筋肉が縮み肩まわりが引っ張られ、背中も丸まりがちに。さまざまな不調を引き起こす可能性があります。
・肩こり、首こり
・猫背
・目の疲れ
・背中や腰の痛み
・頭痛
・呼吸が浅くなる
巻き肩を改善するために気をつけたい2つのポイント
・スマホやパソコン操作時の姿勢に気を付ける
集中しているとどうしても姿勢への意識が薄れ、画面に顔が近づき背中が丸まってしまいます。スマホやパソコンの位置を変えたり、背筋を伸ばして椅子に座るなどして、操作を始めましょう。
・ストレッチなどで体をほぐす
巻き肩になると、肩や胸の筋肉が硬くなるため肩周辺の動きも悪くなりがち。肩こりや首こりなどの不調を引き起こす原因になるので、こまめに休息をとったり、筋肉をほぐしたりすることが大切です。
寝ながら簡単!巻き肩解消ストレッチ
呼吸を止めずに、痛いよりも心地よさの勝る範囲で行いましょう。1ポーズ20秒~30秒目安で行います。
①仰向けになり両膝を立てます。両腕を体の横に広げます。両脚を軽く床から浮かせたら、両膝を左側に倒して右腕の付け根を伸ばします。
②ゆっくりと戻り、脚を反対側にも倒します。
③仰向けに戻り両脚を揃えて伸ばします。両手のひらをお尻の下に入れ、肩を背中側に寄せて体の下にできるだけ両腕をしまい込み、胸を開きます。
④うつ伏せになります。両脚は揃えて伸ばし、両腕は体の横に伸ばします。左腕を曲げて左手のひらを顔の横につき、床を押しながら左半身を起こし横向きになります。
⑤左脚は伸ばしたままか、膝を曲げて足裏を床につけてもいいでしょう。右腕のストレッチが心地よいところでキープします。
⑥反対側も同様に行います。
動画を見ながら取り組みたい方はこちら
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
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