世界にひとつしかない「一体感」を感じて|インサイドフローヨガ体験レポート

 世界にひとつしかない「一体感」を感じて|インサイドフローヨガ体験レポート
インサイドフロー

羽田空港国際線ターミナル内にある「TIAH SKY HALL」にて、2023年8月20日に開催された『インサイドフローコンサートin東京国際空港』。今回は、筆者が体験取材でインサイドフローを初体験した感想と会場の雰囲気、そしてインサイドフローLOVERの方々の熱い想いをお届けします!

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待ち望まれたコンサートの開催が決定

今回で第3回目開催となるインサイドフローコンサートは、プロティーチャー「LULU SOUL(ルル・ソウル)」氏を指揮に迎えてのインサードフローLOVER待望の開催決定。

るる
インサイドフロープロティーチャー「LULU SOUL(ルル・ソウル)

「インサイドフロー」とは、ドイツ系韓国人YOUNG HO KIM(ヨン・ホー・キム)氏によって考案されたヨガスタイル。音と呼吸を同調させ、綿密に計算されたシークエンス(ヨガポーズの流れ)を繰り返しながら繋げていく最新のスタイルです。

最後は「参加者全員で作り上げる」という、今までにない全く新しいヨガのジャンルとして話題になっています。

インサイドフロー

ヨガ愛好者からの関心度も高まっているインサイドフローですが、公式WEBサイトでは「インサイドフローは例えるならヴィンヤサ2.0」と記載がありました。「2.0」とは、どういう意味なのだろう?と気になったところ、PRを務める野島さんが次のように話してくれました。

「皆さんの生活の一部となっているスマートフォンは、常に時代やニーズに合わせてアップーデートし続けていますよね。ヨガも同じように、現代に合わせてアップデートし続けることで、より体験者の感情に寄り添い、共感を得られることができるツールだと思っています。ヴィンヤサ2.0という表現には、古典的なヨガをリスペクトしながら、選曲もシークエンスも指導者も止まることなく進化し、世界中の皆さんとその時代を共有し続けたいという想いが込められています」

スマートフォンの中でも、常に新しいことにチャレンジし続ける“iPhone”のソフトウェアアップデートで更新される数字をイメージしていたとは!

笑顔とカラフルなヨガウエアが溢れる会場

会場に到着し、続々と入場する来場者に目を向けると、皆さんとてもカラフルな装い。

それもそのはず、今回は事前にコンサートのドレスコードが「レインボー」と指定されており、鮮やかなカラーのレギンスやメイクを取り入れ、ヘアアレンジにもふんだんにレインボーを施した参加者が多数!

インサイドフロー

小物や服装からも、すでにコンサートスタートへの高まる期待を感じます。

「難しいヨガポーズは苦手」という方でも楽しめる!

コンサートスタートとともに会場に流れてきたのは、機内アナウンスのようなセリフ。この日は開催地が羽田空港ということで、会場は「インサイドフロー820便」と名付けられ、飛行機となって飛び立つ……というストーリー構成でした。

そして現れたのは、機長に扮したLULU先生。一気に会場中が歓声に包まれ、LULU先生の指揮のもとインサイドフローがスタートします。

インサイドフロー

筆者はヨガ歴があるものの、インサイドフローは全くの初心者。1曲目からスムーズに動き始める周囲の参加者に圧倒されながらも、見様見真似でついていきます。

ルル

ですが、1曲目が終わらないうちにLULU先生の声を聞くだけで自然とポーズを取れるように。インサイドフローは曲に合わせて4ビートごとにポーズを変えていきます。

「流れるように繰り返されるシークエンス」により、音楽とポーズの心地よい連動に導かれる心と身体……ヨガをしてきて初めての感覚です!

世界に一つしかない「一体感」がクリエイトされていく

コンサートが進むにつれて、参加者全員がLULU先生のインストラクションに導かれ、周囲の人との心の繋がりを感じはじめます。この不思議な一体感は、決して偶然やたまたまといった、安直な想いから作られるものではありません。

インサイド

インサイドフローでは、指揮をとる講師の緻密なシークエンス作成によって生み出されるポーズの流れと、講師自身が歩んできたストーリーや背負ってきたものが、曲やシークエンスを通して参加者の心に入り込み感情を揺さぶります。

インサイドフロー

コロナ禍で人との繋がりが遮断されてきた期間が長かったからこそ、この日のコンサートではLULU先生のトークやインストラクションから伝わってくるパワーに感情が溢れ、登壇者と参加者を問わず、多くの方が涙を流す場面もありました。

インサイドフロー

コンサートはヨガ講師陣も大勢参加

終演後にコンサートの感想を聞いてみると、一般の方はもちろん、ヨガ講師をしているという参加者もたくさん!普段はヨガを教える立場である講師のKさんにコンサートの感想を伺いました。

「言葉にできない感情が揺さぶられて、幸せな気持ちでいっぱいです。自分がヨガ講師であることをすっかり忘れて、楽しんでしまいました」(Kさん)

コンサートを振り返りながら、Kさんは再び目元がウルウルと……。

自分の普段の使命や立場を忘れ、音楽とアーサナに没頭できる空間。インサイドフローコンサートはLOVERの皆さんにとって本当に特別な時間なのだと、筆者も改めて感じさせられました。

終演後はアサイーボールの差し入れまで

まるで長い時間をかけて世界一周旅行を体験してきたかのような達成感のある3時間。コンサート終了後には、機内食と呈し、サンバゾンアサイーさんのミニアサイーボウルのプレゼントが参加者全員に振る舞われました。

アサイー

良い汗をかいた後のエネルギーチャージを終え、再び笑顔が溢れかえる会場。参加した方々はアサイーボウルを食べ終えた後、一人また一人と、それぞれが次の航路へと向かうように会場を後にしていきました。

インサイドフロー

「すでに次の公演が待ちきれない!」との声多数。現在、インサイドフローコンサートは一年に1回程度の開催とのことですが、通常のレッスンは各地で受講可能。気になる方は、ぜひ『INSIDE FLOW JAPAN』公式WEBサイトからご確認ください。

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取材/構成:岩本彩(Aya Iwamoto)

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ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



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