【左右の肩の高さそろってる?】骨盤を調整、身体のバランスの崩れを正す「お尻の筋肉ほぐし」
鏡をよく見てみると、肩の左右の高さが違う…なんてことに気づいたことありませんか? もしかすると肩だけでなく、腰の高さも左右に差があるかもしれません。その理由は、「骨盤が左右のどちらかに傾いている」せいかも。骨盤の傾きを改善するヨガのポーズをご紹介します。
骨盤の役割
お尻や腰まわりを支えている骨のことを「骨盤」と呼びます。骨盤は、「仙骨(せんこつ)」「尾骨(びこつ)」「寛骨(かんこつ)」の3つの骨で構成されています。
骨盤の役割
・内臓や生殖器を守る…骨盤の中には内臓(大腸)や生殖器(子宮、卵巣、膀胱)があり、これらを守る役割があります。
・上半身を支える…骨盤は背骨と繋がっています。骨盤が傾くことで、背骨の位置も変わります。
骨盤が左右どちらかに傾く原因
以下の項目に当てはまる場合は、骨盤の左右がどちらかに傾いているかもしれません。
・くつがどちらか片方のみすり減る
・O脚、X脚になっている
・左右で肩の高さが違う
・左右で腰骨の高さが違う
・脚の長さが違う
立ち姿勢や座り姿勢の際にどちらかに体重をかけていたり、脚を組む癖などで、左右の筋力の差があることが骨盤が左右に傾く原因です。
硬くなった中臀筋をほぐす「眠る鳩のポーズ」
普段の生活の中で、無意識にどちらかの脚に体重をかけてしまうとき、脚だけでなくお尻でもバランスをとろうとします。そのままにしてしまうと、お尻の筋肉に負荷がかかり過ぎ硬くなってしまいます。骨盤が左右どちらかに傾いている方は、お尻の筋肉のひとつである中臀筋をほぐしていきましょう!
①床に座り、左脚を前、右脚を横にセット。それぞれのひざが90度になるように曲げます。
②背筋をまっすぐ伸ばしたまま、上半身を前に倒します。できる人は両ひじを床につけましょう。難しい場合は、両手を前に伸ばしたまま上半身を倒すだけで大丈夫です。
③体を起こし、左ひざを曲げたまま真正面へ向けてひざの角度を少し緩めます。右脚は後ろにまっすぐ伸ばしましょう。左右の骨盤の高さを合わせるため、左のかかとに右の腰骨を近づけます。
④ゆっくりと両ひじと頭を床に下ろしていきます。自分の体重で負荷をかけ、左の中臀筋を緩めていきましょう。
⑤30秒ほどキープをしたら、反対側も同様に行っていきます。
動画で確認をしたい方はコチラ
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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